Lo-D HS-1500
※受注生産品
¥600,000(1台、1976年頃)
解説
コスト面の制約を一切排除し、性能を最優先することを目標に開発された、当時のローディ技術の集大成にあたるスピーカーシステム。
低域には30cmコーン型ウーファー L-301を搭載しています。
コーン部はサンドイッチメタルコーンで、エッジにはギャザードエッジを採用しています。さらにLo-Dアクチュエーターを搭載することで歪の低減を図るとともに、ボイスコイルヒートシンクによってインピーダンス特性の平坦化も図っています。
中域にはアルミ合金製セーラーキャップ型振動板を用いた複合型ユニット M-60を搭載しています。
高域にはカスケードホーンを用いたホーン型トゥイーター H-35Hを搭載してます。
エンクロージャーは米檜仕上げとなっています。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・3スピーカー・密閉方式・フロア型 |
ユニット等 | 低域用:30cmコーン型(L-301) 中域用:セーラーキャップ型(M-60) 高域用:ホーン型(H-35H) |
周波数特性 | 20Hz~18kHz(-15dB無響室) |
定格入力 | 20W |
インピーダンス | 8Ω |
出力音圧レベル | 87dB/W/m |
クロスオーバー周波数 | 750Hz、3.2kHz |
エンクロージャー内容積 | 150L |
外形寸法 | 幅620x高さ810x奥行450mm |
重量 | 68kg |