Lo-D HGE-6500
¥39,800(1979年頃)
解説
部屋の状態や音の好みにより、音質を自由に操作し自分だけの音作りを楽しめる10バンド分割のグラフィックイコライザー。
中心周波数は、1kHzを基準周波数としてオーディオ周波数帯域を1オクターブ間で10バンド分割しており、音質コントロールが可能です。
従来のコイル式では材料の良否で電気的特性が変化したり、低周波数になるにしたがいコイル外形が大きくなります。また、鉄芯が小さいとダイナミックレンジが変化するなどの欠点があります。
このため、共振回路にダイナミックレンジの大きい半導体インダクターを採用しており、全周端数にわたりダイナミックレンジの大きい性能を実現しています。
また、共振回路と同時に重視されるフラットアンプにはIC(HA-1457)を使用しています。
スライド式ボリュームのレベルコントロールは、各中心周波数の位置で±10dBの範囲で連続的に可変することが可能です。
ミューティング回路を内蔵しています。
イコライザースイッチを搭載しています。
機種の定格
型式 | グラフィックイコライザー |
定格入力 | 150mV |
定格出力 | 150mV(最大11V) |
歪率(イコライザーフラット時) | 0.02%(定格出力時) |
利得(イコライザーフラット時) | 0dB |
周波数特性 | 20Hz~20kHz 0 -0.2dB |
SN比(定格出力時) | 87dB(IHF-Aネットワーク) |
イコライザー中心周波数 | 10素子(1kHz、中心1オクターブ間隔) 31.5Hz、63Hz、125Hz、250Hz、500Hz 1kHz、2kHz、4kHz、8kHz 切換えにより12kHz、16kHz、20kHzに対応 |
付属機能 | グラフィックイコライザースイッチ Tape monitorスイッチ |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
使用電力 | 12W |
ACアウトレット | 電源スイッチ非連動:1系統 |
外形寸法 | 幅435x高さ78x奥行275mm |
重量 | 4kg |