オーディオの足跡

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SMR-5240の画像
 解説 

半導体技術と回路技術を駆使して開発された4ch対応ステレオレシーバー。

レギュラーマトリックス(RM)とSQマトリックス回路を内蔵しています。

4チャンネルパワーアンプ部は準コンプリメンタリーOCL回路で構成されています。
パワーアンプ部は2チャンネル使用時はBTL接続によって余裕のある音を再生できます。

FMチューナー部ではフロントエンドにMOS-FETを使用しており、低雑音化と混信を抑えた安定した受信を実現しています。また、中間周波増幅段にはシャープな性能のメカニカルフィルターとICを採用しています。
MPX回路にはスイッチング方式を採用しています。

ペアマイクミキシング回路を搭載しています。

機種の定格
型式 2ch/4chレシーバー
<パワーアンプ部>
実効出力 4ch:10Wx4(8Ω、1kHz)
2ch:25W+25W
ダイナミックパワー(IHF) 4ch:65W(8Ω)
2ch:75W(8Ω)
全高調波歪率 1%(定格出力時)
0.2%(定格-3dB出力時)
混変調歪率 0.5%(1/2定格出力時)
出力帯域幅 20Hz~30kHz
周波数特性 20Hz~20kHz ±1dB
ダンピングファクター 25(1kHz、8Ω)
<プリアンプ部>
入力感度 Phono:3mV(2ch)、200mV(4ch)
Aux、Tape:200mV
Mic:3.5mV
トーンコントロール Bass:+11dB -16dB(100Hz)
Treble:±13dB(10kHz)
S/N Phono:60dB
Aux:70dB
<FMチューナー部>
受信周波数 76MHz~90MHz
実用感度(IHF) 2μV
キャプチャレシオ 1.2dB
選択度 46dB
S/N 64dB
高調波歪率 mono:0.3%
stereo:0.8%
ステレオセパレーション 38dB(1kHz)
<AMチューナー部>
受信周波数 530kHz~1,605kHz
実用感度(IHF) 20μV
選択度 35dB
S/N 46dB
<総合>
使用半導体 トランジスタ:57個
FET:1個
IC:3個
ダイオード:24個
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
定格消費電力 75W(電気用品取締法)
外形寸法 幅490x高さ136x奥行390mm
重量 9.6kg