Lo-D SMR-5240
¥89,800(1974年発売)
解説
半導体技術と回路技術を駆使して開発された4ch対応ステレオレシーバー。
レギュラーマトリックス(RM)とSQマトリックス回路を内蔵しています。
4チャンネルパワーアンプ部は準コンプリメンタリーOCL回路で構成されています。
パワーアンプ部は2チャンネル使用時はBTL接続によって余裕のある音を再生できます。
FMチューナー部ではフロントエンドにMOS-FETを使用しており、低雑音化と混信を抑えた安定した受信を実現しています。また、中間周波増幅段にはシャープな性能のメカニカルフィルターとICを採用しています。
MPX回路にはスイッチング方式を採用しています。
ペアマイクミキシング回路を搭載しています。
機種の定格
型式 | 2ch/4chレシーバー |
<パワーアンプ部> | |
実効出力 | 4ch:10Wx4(8Ω、1kHz) 2ch:25W+25W |
ダイナミックパワー(IHF) | 4ch:65W(8Ω) 2ch:75W(8Ω) |
全高調波歪率 | 1%(定格出力時) 0.2%(定格-3dB出力時) |
混変調歪率 | 0.5%(1/2定格出力時) |
出力帯域幅 | 20Hz~30kHz |
周波数特性 | 20Hz~20kHz ±1dB |
ダンピングファクター | 25(1kHz、8Ω) |
<プリアンプ部> | |
入力感度 | Phono:3mV(2ch)、200mV(4ch) Aux、Tape:200mV Mic:3.5mV |
トーンコントロール | Bass:+11dB -16dB(100Hz) Treble:±13dB(10kHz) |
S/N | Phono:60dB Aux:70dB |
<FMチューナー部> | |
受信周波数 | 76MHz~90MHz |
実用感度(IHF) | 2μV |
キャプチャレシオ | 1.2dB |
選択度 | 46dB |
S/N | 64dB |
高調波歪率 | mono:0.3% stereo:0.8% |
ステレオセパレーション | 38dB(1kHz) |
<AMチューナー部> | |
受信周波数 | 530kHz~1,605kHz |
実用感度(IHF) | 20μV |
選択度 | 35dB |
S/N | 46dB |
<総合> | |
使用半導体 | トランジスタ:57個 FET:1個 IC:3個 ダイオード:24個 |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
定格消費電力 | 75W(電気用品取締法) |
外形寸法 | 幅490x高さ136x奥行390mm |
重量 | 9.6kg |