HITACHI/Lo-D IA-600
¥53,000(1970年代前半頃)
解説
ドライバー段に定電流駆動方式を採用したプリメインアンプ。
メインアンプのドライバー段を定電流駆動化することによって、クロスオーバー歪や小入力時の歪を低減しています。
厳選したHi-Fi用シリコントランジスタを採用しています。
イコライザー回路にはハイブリッドICを採用することで、ばらつきの無い均一な特性を実現しています。
トーンコントロールにはステップ可変のNF型トーン回路を採用しています。
マイクロホン端子を搭載しています。
2系統のスピーカー出力を搭載しています。
Phono入力感度切換スイッチを搭載しています。
プリメイン分離端子を搭載しています。
機種の定格
型式 | インテグレーテッドアンプ |
回路方式 | 準コンプリメンタリーSEPP、ドライバーステージ定電流駆動 |
<メインアンプ部> | |
連続出力 | 32W/32W(8Ω) |
ダイナミック出力(IHF) | 100W(8Ω) |
全高調波歪率(THD) | 0.1%以下(定格出力時) |
混変調歪率 | 0.15%以下(定格出力時) |
周波数特性 | 20Hz~50kHz ±1dB |
出力帯域幅 | 10Hz~50kHz ±1dB |
SN比 | 95dB |
ダンピングファクター | 50(8Ω、1kHz) |
入力感度/インピーダンス | 250mV/50kΩ |
<プリアンプ部> | |
出力レベル | 250mV |
出力インピーダンス | 8.2kΩ |
入力感度/インピーダンス | Phono Low:2.5mV/50kΩ Phono High:6mV/50kΩ Aux1、2、Tuner:200mV/100kΩ Tape Monitor:200mV Mic Low:2.5mV/50kΩ Mic High:6mV/50kΩ |
出力レベル | Rec out:200mV Din out:30mV |
SN比 | Phono:68dB Aux1、2、Tuner:75dB Mic:68dB |
トーンコントロール | Bass:±12dB(100Hz) Treble:±12dB(10kHz) |
フィルター | High:-8dB(10kHz) |
<その他> | |
使用半導体 | トランジスタ:19個 IC:2個 ダイオード:13個 |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
外形寸法 | 幅412x高さ122x奥行き313mm |
重量 | 8.8kg |