HITACHI/Lo-D HA-660
¥72,600(1974年頃)
解説
物理特性だけでなく、音楽性の追求をコンセプトに開発されたプリメインアンプ。
メインアンプ部のドライバー段を定電流駆動化することにより、クロスオーバー歪や小入力時の歪を排除しています。
イコライザーアンプ部にはHi-Fi専用トランジスタや3段直結回路を採用しており、40dB以上のダイナミックマージンを得ています。
増幅段の個々の動作やオーバーオールの裸特性をチェックし、低歪化を図っています。
機種の定格
型式 | プリメインアンプ |
実効出力(両ch駆動) | 32W+32W(8Ω) |
ミュージックパワー(IHF) | 100W(8Ω) |
歪 | 0.5%(実効出力時) 0.03%(10W出力時) |
ダンピングファクター | 50(1kHz、8Ω負荷時) |
入力感度/インピーダンス | Phono1 Low:2mV/50kΩ Phono1 High:5mV/50kΩ Phono2:2mV/50kΩ Aux1、2、Tuner、Tape1、2:100mV/50kΩ |
録音出力感度 | Rec out:100mV Din out:30mV |
SN比 | Phono1:70dB Phono2:65dB Aux1、2、Tuner:85dB |
トーンコントロール | Bass:±10dB(100Hz) Treble:±10dB(10kHz) |
フィルター | -6dB(30Hz)12dB/oct -6dB(10kHz)12dB/oct |
付属装置 | スピーカー切換 オーディオミューティング ACアウトレット3系統 テープデッキ2系統接続可能 |
使用半導体 | トランジスタ:29個 ダイオード:14個 |
外形寸法 | 幅432x高さ142x奥行340mm |
重量 | 10.2kg |