オーディオの足跡

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HA-410の画像
 解説 

マイクミキシング回路を内蔵したプリメインアンプ。

パワーアンプ部は特性の揃ったHi-Fi用ペアトランジスタとエミッタ接地インバーテッドダーリントンOCL回路で構成されています。
また、ドライバー段には低歪かつ安定な初段差動増幅定電流駆動方式を採用しており、差動増幅のモノリシックICを安定化電源により駆動しています。ローディ独自の定電流駆動と相まって微少出力時のクロスオーバー歪が少ない音を実現しています。

インバーテッドダーリントン回路は電力増幅段で電力利得を得るだけでなく電圧利得も得られる回路方式で、裸利得が大きく、安定にフィードバックがかけられます。
さらにドライバー段のドライブ電圧が低くて済むため、ノイズフィギュアに優れた半導体の使用が可能という特長を持っています。

プリアンプ部のイコライザー段は初段が差動増幅で、3段直結アンプ内蔵のリニアドライブモノリシックICを使用しています。
初段が差動増幅のため電源on-offによるクリックが発生しません。

保護回路を搭載しています。

マイクミキシング回路やローフィルター、ラウドネスコントロールなどの機能を搭載しています。

ウッドケースは別売りオプションとして販売されました。

機種の定格
型式 プリメインアンプ
<パワーアンプ部>
実効出力
20Hz~20kHz、両ch駆動: 35W+35W(4Ω)
30W+30W(8Ω)
1kHz、両ch駆動: 47W+47W(4Ω)
37W+37W(8Ω)
1kHz、片ch駆動: 60W/60W(4Ω)
42W/42W(8Ω)
ダイナミックパワー(IHF) 100W(8Ω)
全高調波歪率 0.5%(実効出力時)
0.05%(1/2実効出力時、1kHz)
混変調歪率(70Hz:7kHz=4:1) 0.15%(実効出力時)
0.1%(1W出力時)
出力帯域幅(IHF) 10Hz~80kHz
出力端子 A、B:4Ω~16Ω
A+B:8Ω~16Ω
ヘッドホン端子:4Ω~16Ω
ダンピングファクター 40以上(1kHz、8Ω)
<プリアンプ部>
入力感度/インピーダンス Phono1、2:2.5mV/50kΩ
Tuner、Aux:150mV/47kΩ
Tape PB.1:150m/55kΩ
Tape PB.2:500mV/55kΩ
Mic:4.0mV/4kΩ
Phono最大許容入力 Phono1、2:150mV(RMS、1kHz)
出力レベル/インピーダンス Tape rec1:150mV/1kΩ
Tape rec2(din):40mV/80kΩ
周波数特性 Phono(RIAA偏差):30Hz~15kHz ±0.5dB
トーンコントロール Bass:±10dB(100Hz)
Treble:±10dB(10kHz)
フィルター Low:40Hz、6dB/oct
ラウドネスコントロール(Volume -30dB) +8dB(100Hz)、+4dB(10kHz)
S/N(IHF、Aネットワーク、入力ショート) Phono:75dB
Tuner、Aux、Tape PB:90dB
<総合>
使用半導体 トランジスタ:21個
IC:2個
ダイオード:17個
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
ACアウトレット 電源スイッチ連動:1系統
電源スイッチ非連動:1系統
定格消費電力(電気用品取締法) 95W
外形寸法 本体:幅435x高さ144x奥行353mm
ウッドケース使用時:幅467x高さ179x奥行400mm
重量 8.9kg
別売 ウッドケース LA-200(¥6,500)