harman/kardon HK-2000
¥79,800(1976年頃)
解説
HK-1000によって築き上げた信頼性をさらに磨き、新しい機能を盛り込んだステレオカセットデッキ。
ヘッドには硬質パーマロイヘッドを採用しています。
ノイズリダクションシステムとして、ドルビーNRを搭載しています。
オートシャットオフ機構を内蔵しており、録音/再生/早送り/巻戻しのどの場合でもテープが巻き終わると操作ボタンやヘッド部、ピンチローラーが停止位置にもどり、機構部やテープに負担をかけません。
レベルメーターには立ち上がり特性に優れた高感度大型レベルメーターを採用しています。また、LEDによるピークレベルインジケーターを搭載しています。
サブソニックフィルターやマルチプレックスフィルター、曲の頭出しに便利なメモリー機構、2段切換えのテープセレクター、ドルビーレベルキャリブレーションなどの機能を搭載しています。
機種の定格
型式 | カセットデッキ |
トラック方式 | 4トラック2チャンネルステレオ方式 |
モーター | DC電子ガバナーモーター |
ヘッド構成 | 録再:硬質パーマロイヘッド 消去ヘッド |
テープ速度 | 4.76cm/s |
バイアス周波数 | 105kHz ±3kHz |
ワウ・フラッター | 0.07%以下 |
歪率 | 1.5%以下(1kHz、0VU-2dB) |
周波数特性 | 40Hz~12.5kHz ±2dB(スタンダードテープ、ローノイズテープ) 30Hz~15kHz ±3dB(クロームテープ) |
SN比 | 48dB(Dolby out) 53dB(Dolby in) |
入力感度/インピーダンス | Mic:0.2mV/600Ω Low level:50mV/30kΩ High level:200mV/50kΩ |
出力電圧 | 1350mV(0VU録音、0VU再生) |
チャンネルセパレーション | 34dB以上 |
チャンネルクロストーク | 60dB |
テープセレクター | ローノイズ、クローム |
外形寸法 | 幅381x高さ136x奥行260mm |
重量 | 7.26kg |