harman/kardon CT-1
¥65,000(1988年頃)
解説
Citationシリーズの音質思想に基いたバランス入出力インターフェース。
ノーマル(アンバランス)出力をバランス出力に変換し、グランドアースに起因する音質劣化の問題を解決し、高級機器に標準搭載されているバランス入力に対応しています。
また、一般的なノーマル入力~ノーマル出力間においては、マッチングトランスとしての性能を発揮し、音質へ悪影響を与える不要ノイズをカットします。
位相を切替えるためのアブソリュート・フェイズ・スイッチも儲けられています。
トランスには良質なパーマロイによるコアと五分割のバランス巻を採用し、さらに外部からの誘導を排除するためのパーマロイ・シールドケースによる二重シールドを施し、特殊充填材で大型シールド・ケース内にしっかり固定させています。
また、金メッキ処理とテフロン絶縁を施した削り出しタイプのピン端子、バランス端子にはノイトリック社製の金メッキ・キャノンタイプを採用し、端子部分にも配慮を施しています。
機種の定格
型式 | スーパーバランスインターフェース |
入力 | アンバランス/バランス(High)/バランス(Low) |
入出力 | アンバランス/バランス (入出力共スイッチにて切替) |
周波数特性 | 10Hz~100kHz +0.5 -3dB |
セパレーション | 70dB以上(10kHz、1kΩターミネート) |
外形寸法 | 幅151x高さ88x奥行226mm |
重量 | 2.3kg |
備考 | キャノン端子は1番アース、2番コールド、3番ホットとなっています。 |