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FR-34の画像
 解説 

FR-24の技術を継承し、より広い適応性を持たせたユニバーサル型トーンアーム。

回転支持機構には高い精度をもったミニチュア・ベアリングを使用しています。また、アーム可動部重量が小さく、慣性能率の小さいことと相まって高い性能を獲得しており、安定したトラッキングを実現しています。

垂直回転方向のアーム支持部分には外径の大きいアルミ軽合金パイプを使用しており、共振を吸収しています。
また、回転支持機構の工作精度を高めるのに役立っています。

アーム部には外径8mmのアルミ合金パイプを採用しており、共振を抑えるとともにアーム全体の質量を減らすことで軽針圧動作を可能にしています。
また、カートリッジ取付けシェルには1mm厚のアルミ合金プレス製のものを採用しています。

回転支持部は、針圧用ウェイトやバランス・ウェイトで起こる逆共振を吸収する共振防止装置や、制動材をビルトインした針圧用サイド・バランサによって共振を防止しています。

ラテラルバランスの調整に加えて針圧ウェイトで0〜5gの範囲を正確に設定できる針圧印加装置を同時に備えたサイドバランサーを搭載しています。
従来ラテラルバランサーと針圧印加ウェイトは個別に分離されていましたが、FR-34ではこの2調整が同時に行えるようになり、大幅に軽量化を実現しています。

針圧調整は0から5グラムまでの間を0.5gステップで直読でき、針圧系無しで精密な調整が可能です。また、針圧用ウェイトには目盛ごとにクリック・ストップする新機構を採用しています。

スライドベースを搭載しており、オルトフォンをはじめとする外国製ヘッドや国産各社のヘッドをFR-34に装着した際に各々異なるカートリッジの針先位置をツマミで修正できます。
また、このベースは床からの振動に対しても役立ち、SN比やダイナミックレンジ等の低下を防いでいます。

ヘッドシェル部はFR-24と共通となっており、欧州規格の4端子型となっています。

アーム基部の引出線はFR独特の5端子型となっており、ハンダ付けが不要です。

引出線の先端は、一般的なピンプラグに適合する標準型モールド・プラグ付きとなっています。

目盛の調整範囲をフルスケール0〜2.5gに変えることでより正確に針圧を定めることのできる軽針圧用ウェイトが別売でありました。

機種の定格
型式 トーンアーム
アーム全長 320mm
回転中心部より針先まで 230mm
オーバーハング 15mm
トラッキングエラー 最大:2゜
レコード最内周:0゜
針先までの高さ 25mm〜55mm
使用カートリッジ重量バランス範囲 9g〜19g