Ensemble PRIMADONNA
価格不明(1台、1991年頃)
解説
REFERENCEで使用されたユニットを用いつつ、エンクロージャーとネットワークを一新したフロア型スピーカーシステム。
低域には13cmコーン型ウーファーを搭載しています。
このユニットの振動板はセンターキャップを持たない完全な円錐形状を採用しており、コーン型振動板における前室効果がもたらす歪を排除しています。
高域には1.9cmソフトドーム型トゥイーターを搭載しています。
傾斜した形状のフロントバッフルを採用することでユニット間の位相差と時間差を低減しています。さらに、大きく弧を描くフロントバッフルにすることでバッフル回折点における音響反射を防いでいます。
エンクロージャーには、スイスチェリー仕上げとピアノブラック仕上げの2種類の仕上げがありました。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・フロア型 |
ユニット等 | 低域用:13cmコーン型 高域用:1.9cmドーム型 |
周波数特性 | 28Hz~24kHz |
出力音圧レベル | 92dB/W/m |
最大音圧レベル | 106dB(2m) |
インピーダンス | 4Ω |
適正アンプ出力 | 25W~100W |
クロスオーバー周波数 | 2.6kHz |
外形寸法 | 幅350x高さ1,150x奥行290mm ベースプレート:奥行480mm |
重量 | 35kg |