DYNACO Stereo-70
完成品:1958年発売
¥60,500(1970年頃)
¥89,000(1976年頃)
kit:¥69,000(1976年頃)
解説
モノラルパワーアンプの名器Mark-IIIの基本設計をそのままステレオ用に取り入れたステレオパワーアンプ。
出力トランスには、ダイナコ創設者であるDavid Hafler氏が立ち上げたアクロサウンド社製の特注出力トランスを採用しています。
全回路にわたって余裕のある部品が使用することで長期使用による経年変化を低減しています。
とくに出力管は定格の65%の出力に抑え、フィルターコンデンサーは規格電圧の85%以下で動作させています。
機種の定格
型式 | 管球式ステレオパワーアンプ |
定格出力 | 35W+35W(20Hz~20kHz) |
IHF出力 | 45W+45W |
最大出力 | 80W+80W |
周波数特性 | 10Hz~40kHz ±0.5dB |
全高調波歪率 | 1%以下(定格出力時) 0.05%以下(1W出力時) |
混変調歪率 | 1%以下(定格出力時) 0.05%以下(1W時) |
SN比 | 90dB以上(定格出力時) |
ダンピングファクター | 20 |
セパレーション | 55dB以上(20Hz~20kHz) |
入力感度/インピーダンス | 1.3V(定格出力時) |
出力インピーダンス | 4Ω、8Ω、16Ω |
付属回路 | プリアンプ用電源ソケット(2組) ダイナ・バイアス・セット調整装置 モノラル・ステレオ切換スイッチ |
使用真空管 | EL-34(6CA7):4本 7199:2本 GZ-34(5AR4):1本 |
消費電力 | 190W |
外形寸法 | 幅330x高さ165x奥行240mm |
重量 | 12.5kg |