オーディオの足跡

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DT-4700Sの画像
 解説 

録音機能を重視した数々の新機構を搭載したステレオカセットデッキ。

駆動モーターにDCサーボモーターを採用しています。
内蔵のタコゼネレーターが回転数を常に定速度にコントロールする方式により、ワウ・フラッターの原因となる負荷変動に対してもテープスピードのムラを抑え、安定したテープ走行を可能にしています。

レコードマスターボリュームを搭載してます。このボリュームは、LineやMicの入力調節ツマミを動かさずに、全ての入力端子からの録音信号のレベルを調節できます。

再生イコライザーアンプ初段に、ダイヤトーンが開発した超ローノイズPNPエピタキシャル・シリコントランジスタを採用しています。また、Line入力アンプの初段には、ローノイズPNPトランジスタを採用しています。

ヘッドには厳選したフェライトヘッドを使用することで特性の向上を図っています。

テープ残量指示メーターを搭載しています。
このメーターは、供給側リールレストの回転数をまず検出し、それを電圧変換してメーターを振らせています。このため、供給側リールレストの回転周期の変化がメーターの振れの変化となってあらわれています。
また、このテープ残量指示メーターは、ツェナーダイオードを使用した基準電圧発生装置や、温度保証回路を搭載しており、電源電圧変動や周囲の温度変化に対応し、正確な指示を可能にしています。

ミキシング録音が可能です。

歪始めるレベル(+5Vu)に達すると点灯するピークレベル・インジケーターを搭載しています。

メモリーリワインド機構を搭載しています。録音または再生を行う前に、予めメモリースイッチをONにして、テープカウンターを000にしセットしておくと、REWボタンを押せば999まで巻戻されたところで自動的に停止させることができます。

L/monoマイクジャック機構を搭載しています。マイクジャックのLchにマイクプラグを差し込むと、自動的に両chにモノラルで録音されます。

別売りオーディオタイマーと接続することで、留守録音や目覚まし再生などが可能です。

カセットケースにテープ照明ランプを搭載しています。

オイルダンプ式のソフトイジェクト機構を搭載しています。

ドルビー回路を搭載しています。

ラックマウント用キャリングハンドルを搭載したDT-4700と、キャリングハンドル非搭載のDT-4700Sの2種類がありました。

機種の定格
型式 カセットデッキ
トラック形式 4トラック2チャンネル
モーター タコゼネレーター内蔵DCサーボモーター
ヘッド 録音・再生用:フェライトヘッド
消去用:フェライトヘッド
テープ速度 4.75cm/s
早送り・巻戻し時間 C-60テープで約90秒
ワウ・フラッター 0.06%(WRMS)
周波数特性 30Hz~15kHz(ノーマルテープ)
30Hz~17kHz(クロームテープ)
SN比 Dolby out:56dB以上
Dolby in:64dB以上
バイアス発振周波数 85kHz
入力感度/インピーダンス Mic:-72dBV/2.2kΩ
Line:-22dBV/91kΩ
出力レベル/インピーダンス Line:-7dB/22kΩ
Headphone:-21dBV/8Ω
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 13W
外形寸法 DT-4700:幅424x高さ154x奥行310mm
DT-4700S:幅480x高さ154x奥行323mm
重量 DT-4700:9.5kg
DT-4700S:9kg