オーディオの足跡

PR:DIATONEの製品をヤフオク!で検索
PR:ヤフオク!で中古オーディオを検索

DT-1601の画像
 解説 

オートリバースが可能なテープデッキ。

テープエンドにセンシング箔を貼る事により、左右両方向のオートリバース演奏が可能です。

ローノイズテープにも対応するため、テープ・セレクト・スイッチを採用しており、切換えによって従来のテープ、ローノイズテープ共に良好な音質で録音が出来ます。

ピンチローラーの動作は電磁ソレノイド方式を採用しており、テープ演奏が終わるとオートストッパーが働く仕組みで、モーター電源が切れると同時にピンチロールも離れます。
また、Playボタンを押しただけではメカニズムはスタンバイ状態のままで、電源が入って初めてピンチローラーが働くしくみなため、タイムスイッチなどを使用した留守番録音が可能です。

右走行用と左走行用の2個のフライホイールを持つデュアル・キャプスタン方式を採用しており、テープの逆転走行への反応も素早いため、演奏への支障をきたしません。
また、ベルトドライブと2個のフライホイールによってワウ・フラッターも改善されています。

業務用や高級機で採用されているバンド・ブレーキを採用しており、急激な停止動作にもスムーズに確実に作動し、テープを痛めません。

テープに急激なテンションが加わるのを防止するために、テープに一定以上の力が加わると張力をやわらげるフリクション・スリップ方式のリール台を採用しています。

録音・再生中にもテープの走行を一時ストップできるポーズ機構を搭載しています。

モーターにはヒステリシス・シンクロナス・モーターを採用しており、なめらかな回転動作と、電源電圧の変動によるテープスピードの変化を抑えています。

機種の定格
型式 4トラック2チャンネルオートリバース方式テープデッキ
使用テープ Normal、Low Noise Tape
最大使用リール 7号
テープスピード 9.5cm/s、19cm/s
トラック型式 4トラック2チャンネルステレオ
録音方式 ACバイアス
消去方式 AC消去
入力感度/入力インピーダンス Mic:0.5mV/2.2kΩ
Line:100mV/270kΩ
Din:30mV
出力レベル/インピーダンス Line:300mV/2.7kΩ
Din:300mV/2.7kΩ
周波数特性 19cm/s:20Hz~20kHz、Playback:50Hz~15kHz ±3dB
9.5cm/s:20Hz~10kHz
ワウ・フラッター 19cm/s:0.1%Wrms以下
9.5cm/s:0.14%Wrms以下
SN比 55dB以上
イコライザー 19cm/s:50μs、3180μs
9.5cm/s:90μs、3180μs
早送り巻戻し時間 約2分間(370m)
使用半導体 トランジスタ:18個
ダイオード:10個
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 62W
外形寸法 幅423x高さ192x奥行372mm
重量 12.7kg