オーディオの足跡

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DS-800Zの画像
 解説 

ダイヤトーン創立49年目のスタンダードモデルとして全てのパーツを見直して開発されたスピーカーシステム。

低域には30cmコーン型ウーファーを搭載しています。
振動板には新開発のニュー・アラミッド・ハイブリッド・コーンを採用しています。この振動板は軽量・高剛性と適度な内部損失を兼ね備えた有機繊維アラミッドと、従来より約15%の高剛性化をもたらした無機繊維アモルファスシリカをイントラプライ構造としたアラミッド・ハイブリッドFRPで、パルプコーンと同重量までの軽量化を図っています。これにより抵抗が減少し、パル支部な信号に対する高速応答製や解像度の向上を実現しています。

中域には10cmコーン型ミッドレンジを搭載しています。
ミッドレンジにもニューアラミッド・ハイブリッド・コーンを採用しており、有機繊維アラミッドと約15%の強度アップが図られた無機繊維アモルファスシリカを混織されたアラミッド・ハイブリッドFRPを使用しています。

高域には2.5cmドーム型ツィーターを搭載しています。
振動板にはH.D.(ハイダンピング)アロイD.U.D.を採用しています。HDアロイは軽量、高剛性という相反する条件を高い次元で満たすうえ、固有音を抑制するという優れた特性を持っています。この素材をダイヤトーン独自のD.U.D.(DIATONE Unified Diaphragm)構造とすることでレスポンスの広帯域化と入力に対する高速応答性を実現しています。
さrない、磁気回路のフレーム部を直接バッフルにマウントした高剛性フレーム構造D.M.(ダイレクトマウント)を採用することで不要共振を抑制しています。

ネットワーク部には圧着ワイヤリング方式を採用するとともに入力端子以降の配線を各ユニット間で独立させており、配線系による給電の損失や聴感特性の悪化を防いでいます。
また、コイルには積層オリエントコア、電線には無酸素銅線を使用し、入力端子には大型ネジ式を採用することで信号純度の損失を低減しています。

エンクロージャーにはパーティクルボードを採用しています。また、内部は振動解析をはじめとする測定・解析技術を駆使し、共振モードを抑える分散共振設計としています。
さらに、フロントバッフルの両端にRを設けた2サイド・ラウンドバッフルを採用することで音の回折現象を防止しています。

別売りで専用のスピーカースタンドがありました。
このスタンドでは左右の脚部に木材積層のソリッド構造ウッドブロックタイプを使用しており、剛性を高めています。

機種の定格
方式 3ウェイ・3スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型・防磁タイプ(EIAJ)
使用ユニット 低域用:30cmコーン型
中域用:10cmコーン型
高域用:2.5cmドーム型
定格インピーダンス
再生周波数帯域 32Hz~32kHz
出力音圧レベル 91dB/W/m
クロスオーバー周波数 600Hz、4kHz
最大入力 150W(EIAJ)
外形寸法 幅380x高さ695x奥行295mm
ネット付奥行:330mm
重量 25kg
別売:スピーカースタンド DK-800Z(2台1組、¥35,000)
外形寸法 幅380x高さ195x奥行300mm
重量 9kg