オーディオの足跡

PR:DIATONEの製品をヤフオク!で検索
PR:ヤフオク!で中古オーディオを検索

DS-500Nの画像
 解説 

DS-500の改良型として、バランスを大切にした2ウェイ構成を採用し、部屋や生活になじむ生活デザイニングがされたヒストリーシリーズのスピーカーシステム。

全ての帯域を自然に再生する事を目標とし、2ウェイ構成でなおかつ2つのユニットに全く同じ振動板を採用しており、これによってスムーズなつながりと、優れた音の定位を実現した等音速システムとして完成しています。

低域には18cmコーン型ウーファー、高域には2.5cmドーム型トゥイーターを採用しています。
振動板にはS-L.C.P.(Super Liquid Crystal Polymer)が使用されています。この振動板は高流動・高耐熱液晶ポリマーで、高速射出成形技術の開発とさらに炭素繊維の添加による多層構造化などにより再生周波数帯域の拡大や歪率の低減を図っており、従来のL.C.P.に比べ比弾性率が約2倍、内部損失は紙を凌駕するという性能を実現しています。
さらに、トゥイーターにはD.U.D.&D.M.方式(磁気回路をそのままフレーム化したユニット構造)を採用しハイスピード化を図っています。

ネットワーク構造には、ダイヤトーンが放送局用モニターで開発したスルー・ザ・ネットワークが採用されています。ウーファーの高域共振を物理的に分散させ、自然なロールオフ特性を獲得する事で、ウーファー用ネットワークが不要になり、高純度な伝送を可能にしています。
さらに、トゥイーターへの伝送方式は、伝送純度を高めるために圧着配線方式を採用しています。

エンクロージャーはギターなどに使用されている音の消え方の美しいスプルースの柾目突板をバッフル板に使用し、胴板にはウォールナットの突板が使用されています。
また、4サイドラウンドバッフルとすることで音の回折現象を防止しています。

オール木製の専用スタンドが別売りでありました。

機種の定格
方式 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型・防磁タイプ(EIAJ)
使用ユニット 低域用:18cmコーン型
高域用:2.5cmドーム型
再生周波数特性 44Hz~30000Hz
公称インピーダンス
出力音圧レベル 88dB/W/m
クロスオーバー周波数 3500Hz
最大入力 180W(EIAJ)
外形寸法 幅250x高さ450x奥行248mm
重量 10kg
付属 OFCスピーカーケーブル
別売:スピーカースタンド DK-500N(2台1組、¥30,000)
外形寸法 幅280x高さ428x奥行290mm
重量 3.5kg