オーディオの足跡

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DS-36BRの画像
 解説 

分散共振構造などのダイヤトーンの技術を投入したスピーカーシステム。

低域には30cmコーン型ウーファーを搭載しています。
このユニットにはモニタースピーカー2S-305のウーファーユニットPW-125を基本に開発されたもので、磁気回路には強力なアルニコ系55φx35のマグネットを使用しており、適度なダンピングと高い能率を得ています。また、コーン紙については分s何共振の除去を追及するためコルゲーションコーン形状を採用しており、中低域の音質を改善しています。
エッジにはロール型を採用しており、完全な半円にせずに左右非対称とすることで非直線歪を改善しています。また、素材には粘弾性のある適当なコーティングを施したクロスエッジを採用しており、音質を改善しています。

中域には12cmコーン型スコーカーを搭載し、高域には2.3cmドーム型トゥイーターを搭載しています。

ネットワーク部のコイルには、最高級システム用として特に新しく開発された超大型コイルを採用しており、ネットワークから発生する歪を低減しています。

中域用と高域用にそれぞれ独立したレベルコントロールを搭載しています。
このレベルコントロールでは3段階の切換えが行えます。

エンクロージャーには密閉方式を採用しており、内部構造には独自の分散共振型を採用しています。
この構造では、十分に吟味された強固な接合構造と特殊な分散型の補強棧によってキャビネットの振動を最小限に抑えています。また、共振モードの分散化を図ることで、特定の帯域でキャビネットが大きく共振する箱鳴りを抑えています。

機種の定格
方式 3ウェイ・3スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型
使用ユニット等 低域用:30cmコーン型
中域用:12cmコーン型
高域用:2.3cmドーム型
定格インピーダンス
再生周波数帯域 30Hz~20kHz
出力音圧レベル 93dB/W(新JIS)
クロスオーバー周波数 600Hz、5kHz
レベルコントロール 中域用:3ポジション
高域用:3ポジション
最大入力 60W
外形寸法 幅400x高さ680x奥行294mm
重量 23kg