オーディオの足跡

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DS-161の画像
 解説 

デジタルソースへの対応を図ったブックシェルフ型スピーカーシステム。

デジタルソースへの対応を図るため高能率設計と高耐入力設計がされており、ダイナミックレンジの広い再生を実現しています。

低域には18cmコーン型ウーファーを搭載しています。
エッジ部にはウレタンゴムを採用しており、適度なコンプライアンスを得ることで歪の低減や低域レンジの拡大を実現しています。

中域には4cmドーム型スコーカーを搭載しています。
振動板には硬質ジュラルミンに表面硬化処理を施したもの採用しており、振動板自身の軽量化と高剛性を得ることで、高域共振周波数を高い帯域へ追放し、再生周波数帯域を大幅に拡大しています。また、ボイスコイルは強力な磁気回路で駆動しており、振動板への損失を低減することで高音域の減衰を少なくし、入力信号に対する応答性も改善されています。
さらに、振動板を支えるサスペンションにも改良が加えられており、振動板自身のローリング現象を押さえ込んで歪を低減しています。

高域には1.6cmドーム型トゥイーターを搭載しています。
このユニットにはω-チタン振動板を採用しています。これは、チタン振動板を特殊雰囲気中で表面硬化させたもので、高い比弾性率と適度な内部損失によって再生周波数帯域を拡大しています。さらに、振動板自身への制動を一切しないノートリートメント振動板として開発することで、ω-チタンの素性を引き出しています。

トゥイーターには、ω-チタンを振動板として採用し、再生周波数帯域の拡大に実現しました。
また、ミッドレンジには硬質ジェラルミンに表面硬化処理をしたものを採用しています。
ウーファーはエッジ部にウレタンゴムを使用しています。

ネットワーク部の低歪化を図るため、配線材や内部結線には直流抵抗の少ないOFCを採用しています。

エンクロージャーの接合構造に強固な包留め柄接ぎを採用することで剛性を高め、共振モードを分散することで箱鳴り現象を防いでいます。また、バスレフ方式にも検討を加え、ダクトには剛性の高い角型ダクトを採用しています。
外観にはライナーウッド木目仕上げが施されており、前面にはブラックシースルーのネットグリルを装備しsています。

壁掛けホルダーが付いています。

機種の定格
方式 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型
使用ユニット 低域用:18cmコーン型
中域用:4cmドーム型
高域用:1.6cmドーム型
定格インピーダンス
再生周波数帯域 50Hz~30kHz
出力音圧レベル 90dB/W
クロスオーバー周波数 2kHz、10kHz
最大入力 60W
外形寸法 幅220x高さ400x奥行227mm
重量 6.3kg