オーディオの足跡

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DA-U680Sの画像
 解説 

ハイレベル・インプット以降をDC化することで特性改善を図ったプリメインアンプ。

低域の位相歪や過渡歪を改善するため、パワーブロックにダイヤトーンが開発したデュアルFETを採用しDC化しています。また、プリブロックはICL-OCL構成として、ハイレベル・インプット以降の信号経路からコンデンサを省き、音の立ち上がりや過渡特性を改善しています。
また、初段トランジスタの使い方を見直すことでS/Nの向上を図っています。

MCヘッドアンプ部は、トランジスタそのものを見つめ直すという考えに基づき、今までと違ったトランジスタを使用しています。さらに、回路についてもノイズを減少させる回路構成を採用しています。これにより昇圧トランスを使用する場合に比べて特性を改善しています。
また、Phono1はMMカートリッジ専用でPhono2はMM/MC両タイプのカートリッジが接続可能となっています。

V字型に並んだ15個のLEDによるパワーレベルインジケーターを搭載しています。また、DA-U680SではパワーレベルインジケーターON/OFFスイッチを搭載しています。

プリブロックとパワーブロックの電源を独立しており、パワーブロックより発生する高熱や磁気影響がプリブロックに及び難くなり、素子・回路の安定性を向上させています。

テープデッキを2系統接続できます。また、テープデュプリケート機構により、テープ1→テープ2/テープ2→テープ1へのコピーが簡単に行えます。

トーンコントロールのターンオーバー周波数をBass/Trebleともに2段階切換えできます。
また、トーンディフィートスイッチを搭載しています。

-20dBのミューティングスイッチやサブソニックフィルターを搭載しています。

ラックマウント用キャリングハンドルを装備しパワーレベルインジケーターのON/OFFスイッチが省略されたDA-U680と、インジケーターON/OFFスイッチを搭載したDA-U680Sの2種類がありました。

機種の定格
型式 プリメインアンプ
<パワーアンプ部>
出力 80W+80W(8Ω、20Hz~20kHz)
85W+85W(8Ω、1kHz)
高調波歪率 0.01%(8Ω、定格出力時)
0.005%(8Ω、1W出力時、20Hz~20kHz)
出力帯域幅(IHF 0.1%歪、8Ω) 10Hz~70kHz
入力感度/インピーダンス 1V/50kΩ
S/N(Aネットワーク、入力端ショート) 120dB
ダンピングファクター 60(8Ω、20Hz~20kHz)
<プリアンプ部>
入力感度/インピーダンス Phono1、2 MM:2.3mV/50kΩ、100pF
Phono2 MC:0.1mV/10Ω
Tuner、Aux、Tape1、2:150mV/50kΩ
出力レベル/インピーダンス Pre out:1V/600Ω
Rec out:150mV/50kΩ
高調波歪率(Pre out、1V、
VR -20dB、20Hz~20kHz)
Phono1、2 MM:0.005%
Phono2 MC:0.01%
Tuner、Aux、Tape1、2:0.004%
S/N(Aネットワーク) Phono1 MM:84dB(入力端ショート)
Phono2 MC:77dB(入力端47Ω終端)
Tuner、Aux、Tape1、2:108dB(入力端ショート)
トーンコントロール Bass:±10dB(100Hz、50Hz)
Treble:±10dB(10kHz、20kHz)
ミューティング -20dB
サブソニックフィルター 18Hz、6dB/oct
<総合>
電源 AC100V、50Hz/60Hz
外形寸法 DA-U680:幅480x高さ154x奥行385mm
DA-U680S:幅424x高さ154x奥行374mm
重量 DA-U680:14kg
DA-U680S:14kg