DIATONE DA-U630
¥53,000(1979年頃)
解説
トリプルミキシング回路などプレイ機能の充実を図ったプリメインアンプ。
パワーアンプ部は初段差動増幅、全段直結純コンプリメンタリーOCL回路とし、優れた歪率特性を得ています。
イコライザーアンプ部及びトーンコントロール・フラットアンプ部は初段差動増幅とし、4段直結型の低雑音ICを採用しています。
ミキシングアンプを内蔵しており、ワイヤードマイク2本とワイヤレスマイク1本とを使ってのトリプル・マイクミキシングが可能です。さらに、リバーブ回路を働かせれば、マイクにエコーをかけることもできます。
パワーレベルの表示には、デジタルディスプレイのLEDパワーレベル・インジケーターを採用しています。
片チャンネル9ポイントで出力レベルを直読できます。
電子回路とリレーを組合わせた保護回路を内蔵しています。パワーアンプの出力端子に一定レベル以上の直流電位が生じると、アンプの出力とスピーカーとを瞬時に切り離してスピーカーを破損から保護します。
また、この保護回路は電源ON-OFF時に発生するクリックノイズを防止するミューティング回路としても動作します。
テープ・デュプリケート・スイッチを搭載しており、テープ間のコピーが簡単に行えます。
ローカットフィルターを搭載しています。
機種の定格
型式 | プリメインアンプ |
出力 | 50W+50W(1kHz、定格出力時) |
高調波歪率 | 0.05%(8Ω、定格出力時) |
出力帯域幅(IHF 0.05%歪、8Ω) | 10Hz~30kHz |
S/N(Aネットワーク、入力端ショート) | Phono:74dB Tuner、Aux、Play:100dB |
ダンピングファクター | 25 |
入力感度/インピーダンス | Phono:2.5mV/50kΩ Tuner、Aux、Play1、2:150mV/45kΩ Mic、Guitar/Mic:1mV/10kΩ |
出力レベル/インピーダンス | Rec1、2:150mV/600Ω Headphone:400mV/8Ω |
周波数特性 | Phono:20Hz~20kHz ±0.5dB Tuner、Aux、Play:10Hz~30kHz +0 -1dB |
トーンコントロール | Bass:±10dB(100Hz) Treble:±10dB(10kHz) |
外形寸法 | 幅424x高さ140x奥行254mm |
重量 | 6.1kg |