DIATONE DA-R320
¥45,000(1973年発売)
¥48,000(1975年頃)
解説
DA-R340の姉妹機にあたるFM/AMレシーバー。
パワーアンプ部は、パワーレシオを2.6まで拡大することで、低インピーダンス・スピーカーのドライブ能力を高めています。
また、CR型のトーンコントロールやラウドネス機構を搭載しています。
FM・IF段には、フェイズリニアセラミックフィルターやリミッタ効果に優れたモノリシックIC、ピークセパレーション1MHzのディスクリトランスを採用しています。
FM・MPX段には二重平衡差動復調方式のICとQが高く耐温度/湿度特性の優れたモールド・トランスを採用しています。
FMミューティング回路を搭載しています。この回路では、置換法によってミューティング動作のON/OFFに関わらず、ミューティング回路のトランジスタのバイアス条件を一定にしているため、ポップノイズが少なくなっています。
AM・IF段にはトリプルチューンIFTを採用しており、AM受信機構を強化しています。
マイクミキシング回路を搭載しています。
FM 4ch用デコーダーの接続のため、FM DET out端子を搭載しています。
セレクターポジション・インジケーターを搭載しています。
機種の定格
型式 | AM/FMレシーバー | ||||||||
<オーディオ部> | |||||||||
出力 |
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パワーバンド幅 | 20Hz~50kHz | ||||||||
高調波歪率 | 0.8%(定格出力時) 0.06%(1W出力時) |
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周波数特性 | Phono:RIAA STD Aux:20Hz~30kHz ±1dB |
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入力感度/インピーダンス | Phono:2.5mV/50kΩ Aux:150mV/60kΩ Playback:150mV/50kΩ(pin)、300mV/50kΩ(din) Mic:1mV/40kΩ |
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録音出力 | Rec1、2:150mV(pin)、30mV(din) | ||||||||
トーンコントロール | Bass:±10dB(100Hz) Treble:±10dB(10kHz) |
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残留ノイズ | 0.5mV | ||||||||
入力換算雑音 | Phono:-118dB(V) Aux:-100dB(V) Mic:-124dB(V) |
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<FMチューナー部> | |||||||||
アンテナ | 300Ω平衡、75Ω不平衡 | ||||||||
実用感度 | 1.8μV(IHF) | ||||||||
実効選択度 | 60dB(IHF) | ||||||||
キャプチャーレシオ | 1.5dB(IHF) | ||||||||
イメージ妨害比 | 60dB(IHF) | ||||||||
IF妨害比 | 70dB | ||||||||
1/2 IF妨害比 | 60dB | ||||||||
AM抑圧比 | 50dB | ||||||||
S/N | 70dB | ||||||||
高調波歪率(100%変調) | mono:0.2% stereo:0.5% |
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セパレーション | 40dB(1kHz) 30dB(10kHz) |
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ミューティング | ON・OFF可能 | ||||||||
<AMチューナー部> | |||||||||
アンテナ | フェライトバーアンテナ付 | ||||||||
実用感度 | 55dB(バーアンテナ S/N 30dB) | ||||||||
選択度 | 35dB(±10kHz) | ||||||||
イメージ妨害比 | 40dB | ||||||||
S/N | 50dB | ||||||||
<総合> | |||||||||
消費電力 | 53W | ||||||||
外形寸法 | 幅450x高さ146x奥行330mm | ||||||||
重量 | 9.9kg |