オーディオの足跡

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DA-P10の画像
 解説 

Featureシリーズのプリアンプ。

左右チャンネル別電源、各ユニットアンプを左右別々のモノラル構成にし、ボリュームやスイッチ類もセパレーションを十分考慮して使用しています。
これによりセパレーションを改善しています。

音質劣化の要因となる付属回路を極力少なくしてセパレーションの改善を図るとともに、アンプの心臓部の電源には定電圧電源を採用し、各回路間の相互干渉をなくしています。

トーン回路には電圧増幅度が大きく、対称ドライブで歪の少ないカレントミラー回路を採用するとともに、フィルター回路にはインバーテッドダーリントン・エミッタフォロア回路を採用し、低歪率を実現してます。

イコライザーアンプの初段差動増幅段には、ダイヤトーンが開発した低雑音トランジスタを採用し、入力換算雑音-126dB(V)(IHF、Aカーブ補正)の値を得ています。

トーンコントロールには、独自のスイッチ付可変抵抗器を採用して、フラット位置では時定数回路を完全に切り離し、フラットな周波数特性が得られる構成になっています。

トーンコントロールボリュームを左右チャンネル別々に設け、セパレーションの改善を図るとともに、左右別々の音質調整が可能となっています。

リードリレー使用のミューティング回路を採用し、電源スイッチON-OFF時のノイズを防いでいます。

リモートコントロールにより、パワーアンプのダイレクトスピーカー切換えが可能です。

Featureシリーズのパワーアンプとドッキングする事が可能です。

機種の定格
型式 プリアンプ
入力感度/入力インピーダンス
Phono1、2: 2.2mV/50kΩ
Tuner: 150mV/60kΩ
AUX: 150mV/60kΩ
Play: 150mV/60kΩ
Phono最大許容入力 270mV(1kHz、高調波歪率0.1%)
出力電圧/出力インピーダンス
Pre Out(50kΩ負荷時): 定格1V/600Ω
最大9V/600Ω
Head Phone(8Ω負荷時): 定格50mV
(Pre Out 150mV時)
Rec: 150mV/680Ω
高調波歪率(20Hz~20kHz) 1V出力時:0.02%以下
9V出力時:0.05%以下
周波数特性
Phono(RIAA偏差): 30Hz~15kHz ±0.2dB
Tuner、AUX、Play 10Hz~70kHz 0dB -0.5dB
チャンネルセパレーション
Phono 1kHz:100dB以上
20kHz:80dB以上
Tuner、AUX、Play 1kHz:100dB以上
20kHz:85dB以上
トーンコントロール Bass:±10dB(100Hz)
Treble:±10dB(10kHz)
サブソニックフィルター Low:18Hz、12dB/oct
入力換算雑音
(IHF、Aネットワーク、入力ショート)
Phono: -126dB
Tuner、AUX、Play: -106dB
使用半導体数 FET:3
トランジスタ:34
ダイオード:15
LED:1
電源 AC100V 50Hz/60Hz
消費電力(電気用品取締法) 15W
外形寸法 幅425x高さ169x奥行204mm
重量 5.8kg