オーディオの足跡

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TU-400の画像
 解説 

クォリティと使いやすさをテーマに追求したFM/AMチューナー。

選局操作がやさしく、正確な同調精度が得られるデジタルシンセサイザー方式を基本ベースとするとともに、受信局数の多いエリアでも十分にカバーできるようにランダム16局プリセット機能を搭載しています。
メモリーは電池類を使用せずにメモリー内容を電源OFF時から約1ヶ月キープするメモリー・バックアップ機能を装備しています。

メモリー機構は、デジタル方式の特徴を十分に応用した「4ウェイ選局機構」を採用しており、使いやすさと実用性を向上させています。
ワンタッチランダムプリセット選局により、FM/AMの切り替えなしにメモリーした16局の中から希望する局をダイレクトに呼び出すことができます。
オート選局はオートスキャンにより電波を自動的に探し出して同調していきます。
また、マニュアルスキャンも可能です。
電源ON時には、最後に受信していた局に自動的に選局していきます。

FMの電波を高精度に受信するため、放送局の周波数配置どおりに水晶発振の精度で同調していく、クォーツロック・シンセサイザー方式を採用しています。
PLLの比較周波数を可聴帯域外の25Hzに設定するとともに、周波数表示回路からのノイズがないスタティックコントロール方式を採用するなど、オーディオ帯域でのビートやノイズを解消してSN比を改善するなど、高い基本性能を実現しています。

フロントエンド部は、アナログ式では3連相当のバラクタ・ダイオードを使用し、入力部にはJ-FETを採用しています。
また、IF段は、定振幅・定遅延特性のセラミックフィルターを採用しています。

AM部は、9kHzのビート障害を排除する3端子型高選択度セラミックフィルター2段+コイル型フィルター1段のフィルターと、蛍光灯などからの電界性ノイズに強いローインピーダンス型ループアンテナの採用をしています。

機種の定格
型式 FM/AMチューナー
<FM部>
受信周波数 76~90MHz
中間周波数 10.7MHz
アンテナ端子 ターミナル式
75Ω不平衡、300Ω平衡
実用感度 11.2dBf
SN比50dB感度 stereo:38.5dBf
mono:21.6dBf
実行選択度 50dB(±400kHz)
キャプチャー比 1.5dB
IF妨害比 85dB
イメージ妨害比 70dB
AM抑圧比 50dB
ミューティング動作限界レベル
ステレオ自動切替動作レベル
-94.8dB(mW)
周波数特性 20Hz~15kHz、+0.2 -1.5dB
聴感補正SN比 stereo:75dB
mono:80dB
全高調波歪率(1kHz) stereo:0.15%(90%変調時)
mono:0.08%(100%変調時)
分離度 40dB(1kHz)
出力レベル 0.6V(100%変調時)
<AM部>
受信周波数 522~1,629kHz
中間周波数 450kHz
アンテナ端子 ターミナル式(ループアンテナ付属)
実用感度 18μV(300μV/m)
1信号選択度 35dB(±9kHz)
IF妨害比 60dB
イメージ妨害比 45dB
SN比 52dB
全高調波歪率 0.6%以下
出力レベル 0.2V(30%変調時)
<総合>
消費電力 7W
電源 AC100V、50Hz/60Hz
外形寸法(脚、ツマミ、端子含む) 幅434x高さ72x奥行281mm
重量 3.2kg