DENON DTU-S10
¥150,000(1996年頃)
解説
ALPHAプロセッサーを搭載したCS-PCMステレオチューナー。
CS-PCM放送をより高音質で再生するため、D/A変換部にはALPHAプロセッサーを搭載し、限りなくアナログ波形に近づくようデジタルデータの補間を行い、16ビットデータを20ビットクオリティで再現しています。
さらにこの20ビットで再現された信号のD/A変換には20bitΛS.L.C.を左右独立で搭載しています。
受信部には、新開発のMSK復調用ICとビタビ複合LSIをと搭載し、安定した受信を確保するとともに、大幅な集積化を実現しています。
音質対策のため、銅メッキシャーシや焼結合金とアルミニウムの異種金属の複合材を用いた大型インシュレーター、インシュレーターとシャーシの間にはテフロンシート、金メッキ端子、シャーシの低重心化など徹底した音質対策が施されています。
光1系統、同軸1系統の系2系統のデジタル出力を搭載しています。
12局ダイレクト選局や24局プリセットが可能なリモコンが付属しています。
機種の定格
型式 | CS-PCMステレオチューナー |
受信範囲 | JCSAT:J1~J15 AUX:1300MHz~1770MHz |
入力端子 | CS-IF入力 |
出力端子 | ライン出力 オプティカル・コアキシャル・ビットストリーム(デジタル) ヘッドホン(アナログ) |
周波数特性 | 4Hz~22kHz(Bモード) |
全高調波歪率 | 0.005%(Bモード) |
SN比 | 110dB以上 |
消費電力 | 17W |
外形寸法 | 幅434x高さ135x奥行344mm |
重量 | 12.2kg |
付属 | ワイヤレスリモコン |