DENON SC-E737
¥99,000(2台1組、1996年頃)
解説
寛ぎのある音楽空間を目指し、素材と音作りの技術をヨーロッパに求めたヨーロピアンサウンドシリーズのスピーカーシステム。
低域には、剛性と内部損失の理想的な形での融合を目指し、2種類のポリプロピレン素材をラミネートした14.5cmCSC(Composite
Sandwich Cone)ウーファーを搭載しています。
また、背圧の相互干渉を低減するため、フレーム後方にポートを設置しており、それ以外にも新開発のフラットダンパーや無反射ダストキャップなどの新技術を投入し、より高品質な低音再生を図っています。
高域には、より自然な音像定位と音場感を獲得するため、2.5cmの定指向性WA(Wide
Angle)トゥイーターを搭載しています。
このユニットでは、僅かな傾斜を持たせたフロントプレートが直接音と反射音のバランスや反共振をコントロールしており、ソフトドーム形の採用と相まって、フラットでスムーズな特性を得ています。
外部への磁気漏れの無い防磁型となっており、テレビの映像などに悪影響を与えません。
ネットワークには、高音質コンデンサやOFCケーブル、チョークコイルなどを使用しています。
また、端子部には信号の伝送ロスを抑えるため、金メッキ真鍮削り出しネジ式ターミナルを採用しています。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型・防磁型 |
使用ユニット | 低域用:14.5cmコーン型 高域用:2.5cmドーム型 |
再生周波数 | 35Hz~45kHz |
最大入力 | 100W(EIAJ) |
平均出力音圧レベル | 88dB/W/m |
入力インピーダンス | 6Ω |
外形寸法 | 幅202x高さ344x奥行260mm |
重量 | 7.7kg |