DENON DN-1100R
¥248,000(1996年頃)
解説
DJプレイなどに使える機能を搭載したプロフェッショナル用MDデッキ。
ホットスタート機能を搭載しており、10キーの入力によって最大10曲まで任意の曲を次から次へ継ぎ目無く連続再生できます。
10キーでのプリセットはトラックごとでも全てのトラックの入れ替えにも対応しており、タイムラグも殆ど無く立ち上がるためDJのサンプラー用として威力を発揮します。
入力、出力端子ともにRCAピン端子とバランス端子を搭載しており、フロントのインプット切換えによってかんたんい選択できます。
また、デジタル入力として同軸デジタル入力も搭載しています。
インスタントレコーディング機能を搭載しており、録音スタート操作とほぼ同時に録音が開始します。
ねらったパートなどの部分録音や頭切れを防止した正確なタイミングでの録音が可能です。
1フレーム単位での頭出しが可能となっており、ホットスタート機能によるプリセット時の頭出しや編集の際に1/75秒単位で正確な頭出しが可能です。
プリU-TOCシステムを搭載しており、録音中に停電などで電源が落ちても、それまでの録音内容やTOCの情報をディスク内にキープし、ディスクエラーを防ぎます。
ディバイド、コンバイン、ムーブ、イレースなどのMDならではの編集機能を搭載しています。
ディスクタイトルなどの情報をアルファベット、数字、記号でインプットできます。
1情報あたり最大254文字で、ディスク1枚あたり約1700文字の情報が書き込めます。
ラックマウントに対応しています。
機種の定格
型式 | MDデッキ |
再生 | プリマスターディスク、レコーダブルMD |
録音 | レコーダブルMD |
読み取り方式 | 非接触光学式(半導体レーザー使用) |
音声圧縮方式 | ATRAC(Adaptive TRansform Acoustic Coding) |
録音再生時間 | 最大74分 |
標本化周波数 | 44.1kHz |
アナログバランス入力 | XLRコネクター 入力レベル:+18dBm 入力インピーダンス:600Ω |
アナログアンバランス入力 | RCAジャック 基準入力レベル:500mVrms 最小入力レベル:125mVrms 入力インピーダンス:47kΩ以上 |
アナログバランス出力 | XLRコネクター 出力レベル:+18dBm(負荷抵抗600Ω) 出力インピーダンス:ローインピーダンス |
アナログアンバランス出力 | RCAジャック 出力レベル:2Vrms(負荷抵抗10kΩ) 出力インピーダンス:ローインピーダンス |
デジタル入力 | アンバランス伝送 RCAジャック 入力レベル:0.5Vp-p |
<再生系オーディオ性能> | |
周波数特性 | 20Hz~20kHz +0.5 -1.0dB |
全高調波歪率 | 0.012%以下 |
SN比 | 90dB以上 |
チャンネルセパレーション | 86dB以上 |
<録音系オーディオ性能> | |
周波数特性 | 20Hz~20kHz +0.5 -4.0dB |
全高調波歪率 | 0.02%以下 |
SN比 | 82dB以上 |
チャンネルセパレーション | 80dB以上 |
<総合> | |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 19W |
外形寸法 | 幅482x高さ88x奥行252mm |
重量 | 約5.3kg |