オーディオの足跡

ハイレゾ音源配信 e-onkyo music

DCD-1600の画像
 解説 

DCD-3300の技術を継承したCDプレイヤー。

D/A変換部にはWスーパーリニアコンバーターを採用しています。
DCD-1600のWスーパーリニアコンバーターはスーパーリニアコンバーターとダブルD/Aコンバーター方式で構成されています。
一般にD/Aコンバーターは16組の精密な抵抗で構成されており、その抵抗値の僅かな誤差が変換歪となり、音質劣化の要因となります。そこでスーパーリニアコンバーターでは変換誤差を外部からの重みづけ電流の調整で補正しており、ゼロクロス歪を徹底的に排除しています。また、D/A変換器には米国バーブラウン社特製のICを採用しています。
さらに、ダブルD/Aコンバーター方式では左右トラックの音を独立して処理することで、CDの記録方式から生じる左右チャンネル間の時間差を解消しています。

デジタルフィルター4倍オーバーサンプリングデジタルフィルターを採用しており、直線位相FIR型回路によって標準サンプリング周波数の4倍の176.4kHzの出力を得ています。これにより不要な高周波雑音を高域に移し、低次のアナログフィルターでカットしています。これにより特製を改善しています。

ピックアップ部には3ビームによるトラッキングエラー検出方式を採用したレーザーピックアップを搭載しています。
さらにピックアップ駆動には新開発のリニアモーターメカニズムを採用しており、信頼性や安定性、耐久性を高めています。

メカニズムのベース部には振動吸収効果が高いBMCを採用しています。
さらに低反発ゴムとスプリングでフルフローティングすることで万全の防振措置をとっています。

電源部はデジタル部の信号処理、ピックアップサーボ、ディスプレイ、オーディオ部へと別々にパワーを供給する独立4電源回路を採用しています。これにより相互の回り込みノイズや電圧変動による音質の劣化を防いでいます。

キャビネットの天板には2重構造を採用しており、底板にはDCD-3300にも使用されたバイブレスプレートと厚さ1.6mmの鋼板2重貼りの耐振構造となっています。また、インシュレーターは焼結合金をアルミカバーで覆った重量タイプとなっており、振動を徹底的に低減しています。
さらにDCD-1600では電源トランスのベースにもバイブレスプレートを採用するとともにディスクホルダーの主要部に高比重の高剛性材を採用しており、防振効果を高めています。

デジタル出力を搭載しています。
この端子はフロントパネルのスイッチ切換でON/OFFが可能です。

タイマープレイ時にも対応した20曲プログラム機能を搭載しています。

オートスペース機能を搭載しており、曲間の無音部を約4秒に揃えることができます。

トラック順全曲・プログラム順全曲・1曲・A-B間のリピートが可能です。

ボリューム付きヘッドホン端子を搭載しています。

テープへの録音で威力を発揮するオートエディット機能を搭載しています。
ディスクを入れたストップ状態でオートエディットキーを押すと、CDの総演奏時間をほぼ半分にわけた前半の演奏時間の合計と曲数を約2秒間表示し、次に残る後半を表示できます。そして、トラック1の曲の頭でポーズ状態になります。
さらに再生時は総演奏時間の約1/2で自動的にポーズとなります。

ディエンファシス回路を搭載しており、プリエンファシスされたCDの再生にも対応しています。
DCD-1600ではこの回路の切換に光結合を活用しており、オーディオ回路へのデジタルノイズの混入を遮断しています。

タイマー接続が可能です。

ワイヤレスリモコンが付属しています。

機種の定格
型式 CDプレイヤー
D/A変換方式 Wスーパーリニアコンバーター(ダブルD/Aコンバーター方式)
フィルター 4倍オーバーサンプリングデジタルフィルター
LC-OFC高精度アナログフィルター
周波数特性 2Hz〜20kHz ±0.3dB
SN比 103dB
ダイナミックレンジ 96dB
全高調波歪率 0.003%
チャンネルセパレーション 100dB
チャンネル間位相差 3゜以内
出力電圧 固定:2V(10kΩ負荷時)
可変:2V(10kΩ負荷時、リモコン)
ヘッドホン端子 最大出力70mW(32Ω負荷時、Vol付き)
デジタル出力 同軸:0.5Vp-p/75Ω
ピックアップ 3ビーム、2次元平行、対物レンズ駆動方式(リニアモータードライブ)
ピックアップ光源/波長 半導体レーザー/780nm
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 16W
外形寸法 幅434×高さ107×奥行324mm
重量 9.2kg
付属 ワイヤレスリモコン RC-202