DENON CDR-W1500
¥89,800(2000年8月発売)
解説
CDレコーダーとCDプレイヤーを搭載したダブルメカユニット方式のCDレコーダー。
CDレコーダーとCDプレイヤーをそれぞれ独立して使用することが可能です。
レコーダーユニットで外部ソースを録音すると同時にプレイヤーユニットで別のソースを再生することや、2台のアンプにレコーダーとプレイヤーそれぞれを接続し、マルチゾーン再生も可能です。
レコーダーとプレイヤーの2つのメカを利用して2枚CDチェンジャーのように楽しめるミックスモードを搭載しています。
2枚のディスクにまたがって全ディスクリピート再生、ランダム再生、プログラム再生、リレー再生などの再生機能が活用できます。
CDプレイヤーとレコーダー間で倍速ダビングが可能です。
また、イントロスキャン中に選択した複数曲を録音するスキャンレック・ダビング機能、ディスク1枚全てを録音するオールトラック・ダビング機能、指定した1曲だけを録音する1トラック・ダビング機能、録音終了後自動的にファイナライズを行うメイクCDダビング機能を搭載しています。
オーディオ信号が入力されるとその信号を検知して自動的に録音スタートするレベルシンクロ録音機能を搭載しています。
レベルシンクロ録音は外部からのデジタル/アナログ両信号に対応し、1トラックのみの1トラックシンクロモードも搭載しています(シンクロ録音時の信号検出レベルは-54dB~-30dBの間で設定可能)
また、フェード時間を1秒から15秒の間で設定できるフェードイン・フェードアウト機能を搭載しています。
D/A変換には24bitD/Aコンバーターを搭載しています。
また、トランスにはリニアトランスを採用し、よりクリアなサウンド再生を実現しています。
プレイヤーユニット部は、HDCDのデコードに対応しています。
また、プレイヤーとレコードの両ユニットとも、CD-RWのディスク再生が可能です(プレイヤーユニット側はファイナライズ済みのみ)
サンプリング周波数44.1kHzのソースをサンプリングレートコンバーターを通さず、ダイレクトに録音できます。
また、HDCDフォーマットの忠実録音やCDテキストデータのコピーも可能です。
DATやBS/CS放送に対応するサンプリングレート・コンバーターを搭載しています。
録音したCD-R/CD-RWディスクにアルバムタイトルや曲ごとのタイトルをフロントパネルのジョグダイヤルやリモコンのテンキーを使って入力できます。
入力テキスト数は1つのタイトルで最大23字、合計900文字まで入力でき、英語大小文字、数字、記号で入力できます。さらに、全テキストの消去と各タイトルごとの消去が可能です。
また、入力したテキストは、CDテキスト対応プレイヤーでも表示が可能です。
CD-RWに録音された曲の最後の曲から遡って、複数の曲を同時に消去できるマルチトラックイレース機能を搭載しています。
また、全曲を一度に消去できます。
フロントパネルにはアルミパネルを採用しています。
ワイヤレスリモコンが付属しています。
機種の定格
型式 | CDレコーダー |
D/Aコンバーター | 24bitD/Aコンバーター(CDプレイヤー部) |
入力端子 | 光デジタル:1系統 同軸デジタル:1系統 アナログ入力:1系統 |
出力端子 | 光デジタル:CD1系統、兼用1系統 同軸デジタル:CD1系統、兼用1系統 アナログ出力:CD1系統、兼用1系統 |
周波数特性 | 2Hz~20kHz |
ダイナミックレンジ | CD:98dB |
SN比 | CD:105dB |
高調波歪率 | CD:0.003%(1kHz) |
ワウフラッター | 測定限界(±0.001%W.peake)以下 |
サンプリング周波数 | 44.1kHz |
量子化数 | 16bitリニア/チャンネル |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 29W |
外形寸法 | 幅434x高さ100x奥行310mm |
重量 | 5.5kg |
付属 | ワイヤレスリモコン |