オーディオの足跡

ハイレゾ音源配信 e-onkyo music

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 解説 

UHCシングルプッシュプル回路を採用した最高級モノラルパワーアンプ。

"繊細さ"と"力強さ"の両極を高い次元で統合するために、オーディオ回路で初めて大電流型素子、UHC MOSを採用しています。
gm(増幅率)がバイポーラトランジスタ以上に改善され、一般的に使われているMOS FETの35個分、バイポーラトランジスタの3個分の電流リニアリティを素子1個で可能としています。
これにより、低インピーダンス負荷対応の大電流に耐えるシングルプッシュプル回路を完成しています。

カスコードブートストラップ接続を採用しており、UHC MOSにかかる電圧を常時一定にすることで接合容量の大きさを解決しています。さらに、高い温度安定度も実現しているため苛酷な使用条件によらず、UHC MOSのもつ音響特性をいかしています。
さらにこの回路により、電圧増幅段に負担をかけることなく、電圧増幅段2段、電力増幅段1段のシンプル&ストレートな構成を獲得しています。

出力回路部はUHCシングルプッシュプル回路により安定した動作を実現しています。
また、ソース抵抗と出力回路のコイルを排除することでより高純度な伝送を可能にしています。

BTL回路の採用により、低い電源電圧で大出力が得られるため、音響用の優れたデバイスの採用が可能となっています。
また、動作基準となるアース回路とスピーカー出力電圧を完全分離し、音楽信号への悪影響を排除しています。

電源部では、大型トロイダルトランスを2個並列接続することで、トランス自身のインピーダンスをさらに半減し、電流供給能力を高めています。
また、上部のケースをはずすオープンタイプのトロイダルトランスの開発により、内部共振を徹底的に排除しています。

UHCパワーサプライ回路では、大電流素子UHC MOSを使うことにより、大幅にロス電圧を軽減しています。
UHC MOSの電流損失は、ショットキー・バリア・ダイオードの約40%、一般シリコン・ダイオードの約20%(10A時)に相当し、240Aもの電流供給を可能しています。

大型トロイダルトランス、パワーラジエーターの完全な振動抑止を実現するため、シャーシの大重量化とともに、ダイレクトメカニカルグランド構造を採用し、大型トロイダルトランス2個とヒートシンクをフットに直接固定し、他の周辺回路と共通の振動経路を持たせないことで影響を排除しています。

機種の定格
型式 モノラルパワーアンプ
定格出力 1400W(1Ω、1kHz、THD 0.5%)
1000W(2Ω、1kHz、THD 0.5%)
500W(4Ω、1kHz、THD 0.5%)
250W(8Ω、20Hz〜20kHz、THD 0.05%)
全高調波歪率 0.008%(20Hz〜20kHz、8Ω、定格出力-3dB)
混変調歪率 0.003%以下(7kHz:60Hz=1:4、8Ω、定格出力-3dB)
出力帯域幅 5Hz〜50kHz(THD 0.05%、8Ω、定格出力-3dB)
周波数特性 1Hz〜300kHz(8Ω、1W出力時)
入力感度 Normal:1V
Balanced:1V
入力インピーダンス Normal:47kΩ
Balanced:47kΩ
出力インピーダンス 0.05Ω(1kHz)
SN比(Aカーブウェイティング) Normal:110dB
Balanced:120dB
スピーカー出力端子 1Ω以上
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 1100W
外形寸法 幅483×高さ273.5×奥行683.5mm
重量 79.0kg