CORAL H-100
¥29,000(1台、1970年代中期頃?)
¥32,000(1台、1980年頃)
解説
ホーン型トゥイーター。
ダイアフラムには15ミクロンの極めて薄いスーパージュラルミンが採用されており、高精度熱風炉による焼入れを施す事で、軽量・硬質という理想的で安定した物理特性を実現しています。
空隙の磁束を最大限有効に利用するため、ボイスコイルにはアルミリボン線をエッジワイズ巻きにして採用しています。さらに、素材に高導電率アルミ合金を採用することによって大きな駆動力と制動力を生じさせ、優れた過渡特性と高い変換効率を実現しています。
ホーンイコライザーには厳密に計算された数値に基づいて切削加工が施されたものを採用しています。
機械加工の限界まで絞り込んだスロート部とゼロ近くまで微調整されたダイアフラムとのクリアランスは振動系に十分な空気負荷を与え、完全な抵抗制御によって優れたトランジェント特性を獲得しています。
磁気回路は内磁型となっており、キャスティングマグネットNKS-5DGを採用し、ポールピースとヨークプレートには透磁率の高い純鉄を採用しています。これにより高い磁束密度を得ています。
専用の台が付属しています。
機種の定格
方式 | ホーン型トゥイーター |
再生周波数帯域 | 7kHz~30kHz |
インピーダンス | 8Ω |
最大入力(ミュージック) | 30W |
ボイスコイル径 | 18φmm |
磁束密度 | 19,500gauss |
出力音圧レベル | 110dB/W/m |
クロスオーバー周波数 | 7kHz以上(12dB/oct.) |
外形寸法 | 直径98x奥行115mm |
重量 | 3.8kg |
付属 | 専用台 |