Chario Hiper X
¥110,000(1台、1990年頃)
解説
イタリアン・ソリッド・ウォルナットを用いたスピーカーシステム。
低域にはポリプロピレンコーンを用いた12.5cmコーン型ウーファーを搭載しています。
高域には2.5cmソフトドーム型ツィーターを搭載しています。
ネットワーク部にはバターワース型を採用しています。
エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しています。
板材にはイタリアン・ソリッド・ウォルナットを使用しており、38mm厚のウォルナット材を30mmまで削り上げるという贅沢な工程を経て制作されています。構造も音響的に検討が加えられており、厚い無垢材を用いる事で不要な鳴きを抑えるとともに、回折効果を排除する六面ラウンドエッジやトランジェント特性を向上させるバスレフダクトなどを採用しています。
仕上げはミケランジェロ・ダラ・フォンタナの手加工によって行われています。
別売りオプションとして専用のスピーカースタンドがありました。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 低域用:12.5cmコーン型 高域用:2.5cmドーム型 |
周波数特性 | 50Hz~20kHz |
インピーダンス | 8Ω |
出力音圧レベル | 84dB SPL(2.83V/1m) |
ネットワーク | バターワースタイプ |
クロスオーバー周波数 | 2.5kHz |
推奨アンプ出力 | 50W~100W |
外形寸法 | 幅220x高さ320x奥行308mm |
重量 | 9.5kg |
別売 | 専用スピーカースタンド(2台1組、¥45,000) |