オーディオの足跡

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HD53Rの画像
 解説 

独自のLEF回路やIGM音量調節などの技術を投入し、さらに磨きをかけたリファインモデルのヘッドフォンアンプ。

独立した2系統のヘッドフォンアンプを搭載しており、それぞれにボリューム調整が可能なヘッドフォン専用アンプとなっています。
CEC独自のLEF(Load Effect Free)回路を搭載することにより、ネガティブフィードバック無しの信号回路を成立させており、高音質化と高効率の両立を実現しています。

ヘッドフォン使用時には、純A級動作による再生が可能です。
また、ヘッドフォン専用アンプでありながら、スピーカー接続にも対応しています。

電源部には50Wの大容量トロイダルトランスを採用しています。

広範囲なインピーダンス(16Ω~2kΩ)に対応しており、背面には3段階(+6dB/0dB/-12dB)の入力感度切替スイッチを搭載したことで低インピーダンスで能率の高いヘッドホンにも対応を図っています。

音量調節時のロスを極少にするため、新開発のIGM(Intelligent Gain Management)を採用しており、フロントパネルのツマミでゲイン自体をコントロールして音量を調節しています。
入力信号はメカニカルなボリューム抵抗器やアッテネーター、CMOS型ボリュームを経由しないため、S/N比や歪率を大きく改善しています。

入力端子は通常のRCA(アンバランス型)の他に、XLR(バランス型)端子を搭載しています(リアパネルに入力切替スイッチ付)
また、ヘッドホン出力は3.5mmと6.3mmに対応しており、同時に2台までの接続が可能です。

より厳選されたパーツからなる最新型アンプモジュールを搭載した、上位機種HD53Rver8.0があり、HD53Rからのアップグレードにも対応しています。

機種の定格
型式 ヘッドフォンアンプ
周波数特性 20Hz~20kHz +0 -0.2dB
10Hz~200kHz +0 -1.4dB
全高調波歪率 ヘッドフォン:0.009%(32Ω、1Vrms入力、0dBu出力)
スピーカー:0.09%(8Ω、2Vrms入力、1W出力)
S/N比 98dB(1Vrms入力、0dBu出力)
定格出力 ヘッドフォン:1W(6.5Vrms、150mA)
スピーカー:10W+10W(4Ω)
負荷インピーダンス ヘッドフォン:16Ω~2kΩ
スピーカー:4Ω~8Ω
入力端子 2系統(XLRバランス型1系統、RCAアンバランス型1系統)
出力端子 ヘッドフォン:2系統(6.3mm/3.5mmx2)
スピーカー出力:1系統
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
外形寸法 幅218x高さ57x奥行258mm(端子、ボタン含まず)
重量 2.6kg
付属 ACコード
RCA-ミニプラグ変換コード
備考 HD53RからVer.8.0へのアップグレード(¥21,000)