CANTON CA30N
¥1,400,000(1台、1990年代前半頃?)
解説
合計7台の内蔵アンプでドライブする4ウェイ7スピーカー構成のアクティブスピーカーシステム。
CA30NにはMFB方式を採用しており、磁気センサー(ホール素子)をウーファーのコーン紙に連結しており、コーン紙の動きに応じた電圧がホール素子から得られます。この電圧をアンプに負帰還させることによってコーン紙の動きを制御し、立ち上がりの遅れやオーバー/アンダーシュートを改善しています。
低域には26cmコーン型ウーファーを4個パラレル駆動しています。
さらに、スピーカーの振動系をもアンプのNFBループ内に取り込んだMFB(モーショナル・フィードバック)方式を採用しており、超低音域での歪を排除しています。
中低域には19cmコーン型ミッドバスを搭載しています。
また、中域には3.8cmハードドーム型スコーカーを搭載し、高域には2.5cmハードドーム型トゥイーターを搭載しています。
両端に2つの電源モジュールを備えた7台独立構成のモジュールアンプによって全てのユニットをそれぞれドライブしています。
外観にはマホガニー仕上げが施されてます。
機種の定格
方式 | アンプ内蔵・4ウェイ・7スピーカー・MFB方式・トールボーイ型 |
使用ユニット | 低域用:26cmコーン型x4 中低域用:19cmコーン型 中域用:3.8cmドーム型 高域用:2.5cmドーム型 |
アンプ部出力 | 100Wx7 |
クロスオーバー周波数 | 220Hz、1.6kHz、4.5kHz |
外形寸法 | 幅380x高さ1,690x奥行420mm |
重量 | 99kg |