BEVERIDGE RM-1/RM-2
¥980,000(1980年発売)
解説
ビバリッジが単独のコンポーネントとして初めて発表した管球式コントロールアンプ。
コントロールアンプRM-1は、アンプ本体RM-1と電源部RM-2で構成されています。
増幅系をサポートする電源部と制御系には半導体回路を採用しており、増幅素子には真空管を用いています。
主な回路構成は、サーボループを用いたDCアンプ構成、CR型フォノ・イコライザー、アブソリュートフェイズ・コントロール、タッチセンシング式ミュート機構となっています。
オーディオ増幅弾は6DJ8(E88CC)12球による構成となっています。
スーパーソニックフィルタとサブソニックフィルタを搭載しています。
電源部を別シャーシとすることで相互干渉を抑えています。
機種の定格
型式 | コントロールアンプ |
ゲイン | Phono:40dB±6dB Line:20dB |
フォノ最大許容入力 | 1000mV(ゲイン34dB) 500mV(ゲイン40dB) 250mV(ゲイン46dB) |
ノイズ | 入力換算0.5μV(10mV入力、S/N86dB) |
周波数特性 | Phono:1Hz~100kHz ±0.05dB 0.15Hz~600kHz -3dB Line:1Hz~100kHz ±0.05dB 0.015Hz~600kHz -3dB |
THDおよびIMD | 0.02%以下(出力10V時) |
スルーレイト | 100V/μsec. |
ブレンド・コントロール | stereo/1/2/3/mono |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 130W |
外形寸法 | RM-1:幅483x高さ89x奥行230mm RM-2:幅483x高さ89x奥行230mm |
重量 | RM-1:約6kg RM-2:約10kg |