Aurex AD-2mkII
¥40,000(1981年頃)
解説
adres(Automatic Dynamic Range Expansion System)が使用できるアドレスユニット。
アドレスレコードの再生が可能です。
再生時は、アンプのスイッチはレコードの録音とテープの再生が同時にできるテープモニターの位置にし、AD-2mkIIの切換スイッチをアドレスディスクにします。そして、付属のCALトーンシート(ソノシート)をプレイヤーで再生し、AD-2mkIIの入力ボリュームでレベルインジケーターを完全に点灯させます。この時の入力ボリュームの位置を外側のレベルマーカーで記憶しておけば、レコード再生時にワンタッチで基準レベルを合わせることが出来ます。
レベル監視が可能なLEDレベルインジケーターを搭載しています。
AD-2mkIIのレベルインジケーターは、アドレスの基準レベル-3dB(1kHz)を表示するほか、その点灯状態によってアドレス録再時のレベル監視に利用できます。また、高域成分の多いソースを録音する時は、最大値をインジケーターの両方が点灯するくらい(AXテープの場合)に抑えて録音すれば、テープの飽和特性に合った録音が可能です。
アドレスOut時も入力ボリュームと出力ボリュームが動作します。
CAL調整用ツマミを搭載しています。
アドレス録音・再生、CALトーンインジケーターを搭載しています。
機種の定格
型式 | アドレスユニット |
チャンネル数 | 2チャンネル(録音再生切換) |
基準入力レベル | エンコーダー:100mV デコーダー:150mV |
基準出力レベル | エンコーダー:150mV デコーダー:300mV |
周波数特性 | 20Hz~20kHz ±1dB(エンコード・デコード時) |
ノイズリダクション効果 | 17dB以上(100Hz) 20dB以上(1kHz) 30dB以上(10kHz) |
歪率 | 0.10%以下(1kHz、エンコード・デコードにおいて) |
入力ジャック | Input Decode in |
出力ジャック | Output Encode out |
消費電力 | 7W |
外形寸法 | 幅420x高さ57x奥行202mm |
重量 | 2.7kg |