Aurex SK-D3
¥89,800(1981年発売)
解説
ノイズリダクションシステムとしてアドレスを搭載したステレオカセットレシーバー。
ノイズリダクションシステムとしてアドレスを搭載しています。
アドレスでは、カセットにつきもののヒスノイズを30分の1以下に低減(10kHz)し、さらにダイナミックレンジを100dB以上に拡大(1kHz)できます。
アドレス使用時は録音レベルはマニュアルとなり、その他の時はALC(自動録音レベル)となります。
カセットデッキ部はメタルテープに対応しており、2モーターICロジックメカを採用しています。
また、リモコンユニットにも対応しています。
テープの頭出しができるMQSS(ミュージック・クイック・セレクター・システム)機構やワンタッチレコーディング機構、ポーズ/ミュート、タイマースタンバイ、オートリピートなどの機能を搭載しています。
チューナー部は受信周波数が数字で表示されるデジタルディスプレイ方式を採用しています。また、同調点はグリーンのLEDが点灯して知らせます。
アンプ部には、ラウドネス回路やプッシュ式トーンコントロール、Aux端子、Rec
out端子を搭載しています。また、マイクミキシングも可能です。
機種の定格
型式 | ステレオカセットレシーバー |
<アンプ部> | |
実効出力 | 20W+20W(8Ω、EIAJ、5%、1kHz) |
歪率 | 0.05%(1/2定格時) |
入力端子 | Phono:2.5mV/50kΩ Aux:150mV/50kΩ Mic:1mV/50kΩ |
出力端子 | Rec out:150mV SP端子:6Ω~16Ω |
RIAA偏差 | 30Hz~15kHz ±0.5dB |
SN比 | Phono:70dB Aux:80dB Mic:65dB |
トーンコントロール | Bass:5dB(100Hz) Treble:5dB(10kHz) |
ラウドネス | +2dB(100Hz)、+2dB(10kHz) |
<FMチューナー部> | |
受信周波数 | 76MHz~90MHz |
実用感度 | 2.0μV |
SN比(IHF、Aカーブ) | mono:72dB stereo:68dB |
歪率 | mono:0.4% stereo:0.6% |
実効選択度 | 60dB |
セパレーション | 40dB(1kHz) |
<AMチューナー部> | |
受信周波数 | 525kHz~1,605kHz |
実用感度 | 450μV/m |
SN比 | 52dB |
付属 | AM用ループアンテナ |
<カセットデッキ部> | |
トラック形式 | ステレオ |
録音方式(交流バイアス) | アドレス時:マニュアル アドレスout時:ALC |
推奨テープ | メタル/クローム/ノーマル |
ヘッド | 録音・再生:APヘッドx1 消去:AFヘッドx1 |
モーター | キャプスタンモーターx1 リールモーターx1 |
ワウ・フラッター | 0.04%(WRMS) |
周波数特性(MX) | 30Hz~17kHz |
SN比 | 53dB(NR out) |
<総合> | |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 63W |
最大外形寸法 | 幅420x高さ123x奥行335mm |
重量 | 7.0kg |
別売 | リモートコントロールユニット RM-20(¥6,000) |