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ハイレゾ音源配信 e-onkyo music

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 解説 

超Hi-μコア材を採用したMCステレオカートリッジ。

超Hi-μコア材であるPC-Sを採用しています。
磁気特性に優れたPC(78%パーマロイ)には強磁界の中での磁気飽和という問題があり、MCカートリッジのような磁気回路の中で使うことには無理がありました。そこで長年にわたって実績があるHi-μ・PC材の性能アップに着目し、入念な基礎実験の繰り返しと経験を傾注することで超Hi-μコア材PC-Sを開発しました。
このPC-Sは従来のPCに比べて磁化反応を示す初透磁率、残留磁化を表す保磁力ともに優れた特性を発揮しており、履歴損失(ヒステリシス損)や磁気歪が少ない上、音の微妙なニュアンスの再現に重要な高周波領域での実効透磁率が大幅に向上しています。

磁気回路の永久磁石には結晶磁気異方性に優れたネオジウムマグネットを採用しています。
ネオジウムマグネットはBHmaxが極めて大きく、小型でも強力な磁束密度が得られます。さらにその前後には透磁率が高く飽和磁気特性に優れたソフトアイアン・ヨーク材を理想的に配置しています。カートリッジ外部に対する漏洩磁束が少なく強力な直流磁界が得られたことで3Ωで0.3mV以上の出力レベルを確保しています。

カンチレバーにはアルミニウム合金パイプ材を採用しています。
このパイプはメインとアウターの二重構造によって実効質量を低減しつつ強度アップに成功しています。

針先には3×30μmセミラインコンタクトスタイラス形状を採用しており、ムービングマスの軽量化と共に優れたトレース能力を獲得しています。

カートリッジボディと外部ハウジングは軽量で強度の高いアルミニウム合金を採用しています。
ベース部分の堅牢性や、ハウジングの防塵対策にも配慮された設計となっています。

機種の定格
型式 MCステレオカートリッジ
発電方式 MC型
周波数範囲 20Hz〜40kHz
出力電圧 0.3mV(5cm/sec、1kHz)
チャンネルバランス 1dB以内(1kHz)
チャンネルセパレーション 30dB以上(1kHz)
内部インピーダンス
負荷インピーダンス 2Ω〜10Ω(MCトランス)
100Ω〜1kΩ(ヘッドアンプ)
適正針圧 2.0g〜2.4g(2.2g)
コンプライアンス 10×10-6cm/dyne
スタイラス PA・セミラインおkんタクト(3μ×30μm)
カンチレバー 硬質アルミ合金二重構造
自重 8.5g
針交換価格 \100,000(当時)