AR(Acoustic Research) ARターンテーブル
アームレス:¥99,800(1980年代頃)
アーム有り:¥138,000(1980年代頃)
解説
AR社の経験とノウハウやアナログ再生技術を結集して改良されたターンテーブル。
このターンテーブルは1962年に開発されたARターンテーブルをベースに改良が施されています。
キャビネット構造にはフローティングサスペンション方式を採用しており、ターンテーブル本体をキャビネットから3点のコイルスプリングでフロートしています。これによりレコード再生に害を及ぼすアコースティックフィードバックをシャットアウトしています。
センターピンドルにはオイルベアリング構造支軸を採用しており、なめらかな回転を実現しています。
また、共振共鳴に強い2層ターンテーブルを24極シンクロナスモーターを用いてベルトドライブすることでスムーズな回転精度を実現しています。
キャビネットには高密度パーティクルボードを採用しており、外装はウォルナットの高級突き板で仕上げられています。
ARターンテーブルはアームレスモデルでしたが、ARターンテーブルのマッチングを追求したオリジナルアーム搭載モデルもありました。
機種の定格
型式 | ターンテーブル |
駆動方式 | ベルトドライブ |
モーター | 24極シンクロナスモーター |
回転数 | 33・1/3、45rpm |
ターンテーブル重量 | 1.8kg |
サスペンション | 3ポイント・ダンプドスプリングサスペンション方式 |
ワウ・フラッター | 0.04%以下(DIN45507) |
S/N | 73dB(DIN45539B WTD) |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 9W |
外形寸法 | 幅460x高さ179x奥行387mm(ダストカバー閉) |
重量 | 8.2kg |