オーディオの足跡

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AR Ampの画像
 解説 

ARのソリッドステートプリメインアンプ。

モードセレクタにはNULLという独自の機能を搭載しており、モノラルの入力信号を用いてステレオの左右のバランスを素早く正確にとることが可能です。
セレクタをNULLにセットしてモノラル信号を入力し、バランスのツマミをまわしてスピーカーからの音が最少になるように調整します。この状態でセレクターをステレオにすると、最良のステレオバランスとなります。

入力回路、コントロール、セレクター機能を必要最小限にまとめ、5つのツマミに集約しています。

Phono端子には入力レベルを調整するレベルコントローラーを装備しています。

ハイ・フィデリティ誌の1968年2月号のテストレポートで、「テスト結果はAR発表の特性よりはるかに上回るものだった」と掲載されて好評を得ました。

別売でウッドケースがありました。

機種の定格
型式 プリメインアンプ
出力
(r.m.s、チャンネル当り)
60W4Ω)
50W(8Ω)
30W(16Ω)
周波数特性 20Hz~20kHz ±1dB(定格最大出力時)
高調波歪率 0.5%以下(20Hz~20kHz)
IM歪率(定格出力時) 0.25%以下(60:7kHz=4:1、Phono入力)
SN比 Phono:57dB
Tuner、Tape:75dB
ダンピングファクター 8~20(4Ω)
16~40(8Ω)
32~80(16Ω)
入力感度 Phono:2~5mV感度調整可能
Tuner、Tape:200mV
トーンコントロール 同軸型で高低、左右別に調整可能
モード stereo、mono、null
消費電力 125W
最大出力時:500W
外形寸法 幅384x高さ110x奥行254mm
重量 8.64kg
別売 ウッドケース(¥4,000)