AMCRON/CROWN DL-2
¥913,000(1978年発売)
¥1,233,000(1982年頃)
解説
多彩な機能を搭載したデジロジック・コントロールセンター。
DL-2は、本体(スイッチングモジュール)、電源部、フォノモジュールの3筐体で構成されています。
それぞれが単体でも販売されていたほか、別売オプションとしてMC用フォノモジュールがありました。
LEDデジタル表示によるレベルコントロールは、±0.2dBの精度で0.5dBステップ毎にアップダウンし、各チャンネルを63.5dBコントロールできます。アップダウンはフェザータッチのタッチスイッチによって行います。
ファンクションスイッチにもフェザータッチ方式を採用しており、パワーのON/OFFやミューティング、入力8系統の選択ができます。
外部プロセッサースイッチは、グラフィックイコライザーやドルビー、エクスパンダー等に接続し、レコーディングの前後どちらでも動作させることができます。
オーディオイメージングは、ミニミキサーの働きをします。
コントロールアンプSL-1のフォノモジュールと交換使用が可能です。
機種の定格
型式 | コントロールアンプ |
<本体(スイッチングモジュール部)> | |
周波数特性 | 10Hz~50kHz ±0.1dB |
入力インピーダンス | 100kΩ |
利得 | 20dB±0.2dB |
トーンコントロール | Bass:±15dB(20Hz、40Hz、80Hz) Mid:±15dB(400Hz、800Hz、1.6kHz) Treble:±15dB(5kHz、10kHz、20kHz) |
SN比 | 97dB(ゲイン最大、無負荷時) |
全高調波歪率 | 0.0025%以下(20Hz~20kHz) |
<フォノモジュール部> | |
周波数特性(RIAA) | 20Hz~20kHz ±0.25dB |
入力インピーダンス | 100kΩ |
利得 | 30dB~50dB(可変) |
<総合> | |
電源 | AC120V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 40W以下 |
外形寸法 | 本体:幅432x高さ190x奥行356mm フォノモジュール:幅168x高さ89x奥行350mm 電源部:幅432x高さ89x奥行190mm |
重量 | 本体:9kg フォノモジュール:0.34kg 電源部:4.1kg |
別売 | 本体(¥962,000、1982年頃) 電源部 DL2-PS(¥130,000) MM用フォノモジュール DL2-PMA(¥141,000) MC用フォノモジュール DL2-PMB(¥168,000) |