オーディオの足跡

PR:ヤフオク!で中古オーディオを検索

DL-2の画像
 解説 

多彩な機能を搭載したデジロジック・コントロールセンター。

DL-2は、本体(スイッチングモジュール)、電源部、フォノモジュールの3筐体で構成されています。
それぞれが単体でも販売されていたほか、別売オプションとしてMC用フォノモジュールがありました。

LEDデジタル表示によるレベルコントロールは、±0.2dBの精度で0.5dBステップ毎にアップダウンし、各チャンネルを63.5dBコントロールできます。アップダウンはフェザータッチのタッチスイッチによって行います。

ファンクションスイッチにもフェザータッチ方式を採用しており、パワーのON/OFFやミューティング、入力8系統の選択ができます。

外部プロセッサースイッチは、グラフィックイコライザーやドルビー、エクスパンダー等に接続し、レコーディングの前後どちらでも動作させることができます。

オーディオイメージングは、ミニミキサーの働きをします。

コントロールアンプSL-1のフォノモジュールと交換使用が可能です。

機種の定格
型式 コントロールアンプ
<本体(スイッチングモジュール部)>
周波数特性 10Hz~50kHz ±0.1dB
入力インピーダンス 100kΩ
利得 20dB±0.2dB
トーンコントロール Bass:±15dB(20Hz、40Hz、80Hz)
Mid:±15dB(400Hz、800Hz、1.6kHz)
Treble:±15dB(5kHz、10kHz、20kHz)
SN比 97dB(ゲイン最大、無負荷時)
全高調波歪率 0.0025%以下(20Hz~20kHz)
<フォノモジュール部>
周波数特性(RIAA) 20Hz~20kHz ±0.25dB
入力インピーダンス 100kΩ
利得 30dB~50dB(可変)
<総合>
電源 AC120V、50Hz/60Hz
消費電力 40W以下
外形寸法 本体:幅432x高さ190x奥行356mm
フォノモジュール:幅168x高さ89x奥行350mm
電源部:幅432x高さ89x奥行190mm
重量 本体:9kg
フォノモジュール:0.34kg
電源部:4.1kg
別売 本体(¥962,000、1982年頃)
電源部 DL2-PS(¥130,000)
MM用フォノモジュール DL2-PMA(¥141,000)
MC用フォノモジュール DL2-PMB(¥168,000)