ALTEC LANSING 403A
※1968年発売
¥6,500(1台、1970年頃)
¥7,400(1台、1970年価格改正後)
¥6,700(1台、1976年頃)
解説
アルテックの20cmフルレンジの中でも代表的な機種とされる20cmコーン型フルレンジスピーカーユニット。
アルテックのトーンキャラクターを継承しつつ高いコストパフォーマンスを実現しています。
403Aには何種類かのバリエーションがありました。
初期はアルニコマグネットを使用しており、フレーム背面がスリット状になっています。フレームのスリットは70年頃に変更されたようです。その後、磁気回路がフェライトに変更されます。フェライトモデルでは、初期は磁気回路にも塗装が施されて、その上から型名のラベルが貼られていました。そこから年数を重ねていくうちにラベルが変更になり、磁気回路の塗装もされなくなっていたようです
また、コーン紙にも途中から変更が加えられており、後期にはコルゲーションが設けられていたようです。
機種の定格
型式 | 20cmコーン型フルレンジスピーカー |
周波数特性 | 70Hz~11kHz |
最低共振周波数 | 80Hz |
インピーダンス | 8Ω |
定格入力 | 12W |
出力音圧レベル | 102dB/W/m |
磁束密度 | 9,000gauss |
外形寸法 | 直径211x奥行102mm |
重量 | 1.4kg(1976年カタログ記載) 1.35kg(1970年カタログ記載) |