オーディオの足跡

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Mantarayhorn+817Asystemの画像
 解説 

アルテックが独自に開発したマンタレーホーンを用いたスピーカーシステム。

Mantarayhorn+817Aシステムはボイス・オブ・ザ・シアターと名付けられたアルテックの劇場用スピーカーシステムの1つです。
システムは高域にマンタレーホーン、低域にダブルウーファーによるフロントロードホーンを用いた構成となっています。使用ユニットは販売時期によって異なります。

低域には40cmコーン型ウーファーを2個搭載しており、初期は515Cを使用しており、1981年には515Eに変更されました。

高域にはドライバーユニットとマンタレーホーンMR94を組み合わせたホーン型ユニットを搭載しています。
ドライバーユニットは初期は288-16Hを使用しており、1981年には288-16Kに変更されました。また、マンタレーホーンについては後期にはMR94からMR94Aに変更されたようです。

エンクロージャーにはダブルウーファー用エンクロージャーである817Aを使用しています。
817Aはフロントロードホーンとバスレフ方式を組み合わせた構造となっており、フロントロードホーンはウーファーに150Hzまでのロードをかけ、バスレフのポートによってローエンドを50Hz以下まで伸ばしています。。

機種の定格
方式 2ウェイ・3スピーカー・オールホーン・バスレフ方式・フロア型
初期(1980年~) 中期(1981年~) 後期(1984年~?)
使用ユニット等 低域用 40cmコーン型x2
(515C)
40cmコーン型x2
(515E)
高域用 ホーン型
(288-16H+MR94)
ホーン型
(288-16K+MR94)
ホーン型
(288-16K+MR94A)
ネットワーク N500FA
エンクロージャー 817A
その他 15067、34656
インピーダンス 16Ω
再生周波数帯域 30Hz~16kHz
許容入力
(連続プログラム)
低域部 150W 75W
高域部 60W
クロスオーバー周波数 500Hz
外形寸法
(幅x高さx奥行)
低域部 953x857x705mm 960x1,460x710mm
高域部 864x610x711mm(ホーンのみ)
重量 130kg 136.7kg