ALTEC LANSING 1220AC
※発売時期不明
価格不明(1975年頃)
解説
PA用に設計されたミキシング・コンソール。
レコーディング・スタジオ用コンソールと同等の性能を持たせることで高い信頼性を得ると共に、PAに適した機能を搭載しています。
リミッターを搭載しており、オーバーレベルによる歪の発生を防いでいます。
また、リバーブユニットも内蔵することでエコーの効果も得られます。
出力はステレオ全域出力の他に内蔵のエレクトロニッククロスオーバーネットワークによって800Hz、500Hz切換可能な低域・高域別々の出力も得られます。
また、電気的特性が優れているため、録音用コンソールとしても機能を発揮できます。
ケースはレザー張りとなっており、スチール製の足を取り外してケース内に収納できます。
また、コンソール部はケースから外して卓上用として使用することも可能です。
機種の定格
方式 | ミキシング・コンソール |
入力 | 10チャンネル、150Ω |
利得 | 86dB |
出力 | 21dBm(最大) ※全域ステレオ出力及び800Hz、500Hz切換可能な高低別個の出力 |
周波数特性 | 30Hz~20kHz ±1dB |
歪率 | THD 0.5%以下(30Hz~20kHz) |
S/N比 | 80dB以上(最大出力時) |
トーンコントロール | ±16dB(100Hz/10kHz) |
リミッターリリース | 0.5sec、1.5sec |
その他 | リミッター リバーブユニット エレクトロニッククロスオーバーネットワーク (500Hz、800Hz切換可能) |
電源 | AC120V/240V、50Hz/60Hz DC24V/28V(バッテリー) |
消費電力 | AC:50W DC:2A(最大) |
外形寸法 | 幅965x高さ305x奥行660mm |
重量 | 54.5kg |