AKAI HX-A451W
¥58,000(1986年頃)
解説
ドルビーCを搭載したダブルカセットデッキ。
12曲15プログラム連続操作機能を搭載しており、フロントパネルの12キーで最大15プログラムまで曲順をワンタッチ指定できます。
ダイレクト入力方式によるランダムプログラム編集機能を搭載しています。
この機能では、ダビングしたい曲順を押すだけでIデッキからIIデッキへワンタッチでダビングができます。また、編集スピードも低速と倍速の2種類が選択できます。
ボリューム付きマイクミキシング機能を搭載しています。
テープ走行系の高精度化を目指し、新開発のハイトルクモーターを搭載しています。さらに、I/IIデッキのキャプスタンを共通のモーターで駆動するアカイ独自のマスタードラブメカニズムを採用することでデッキ間のテープスピード差を約1/10に抑えています。
ノイズリダクションシステムとして従来のドルビーBに加えてドルビーCを搭載しています。
ヘッドにはHDヘッドを採用しています。
コンティニュアス・プレイ機能を搭載しており、IデッキからIIデッキへの連続再生が可能です。
ワンタッチで前後一曲の頭だしが可能なIPLS(自動頭出し)機構を搭載しています。
曲の頭を約10秒ずつ次々に再生するイントロスキャンを搭載しています。
ブランクスキップ機能を搭載しており、再生中に約15秒以上のブランクを検知すると早送りします。
(コンティニュアス動作時に可能です)
巻戻し後にテープの頭から再生するオートプレイ機能を搭載しています。
約4秒間の曲間スペースが作れるオートミュート機能をデッキIIに搭載しています。
機種の定格
型式 | カセットデッキ |
ワウ・フラッター | 0.09%WRMS ±0.16%WPeak(EIAJ) |
周波数特性 | 30Hz~15kHz ±3dB(ノーマルテープ) 30Hz~15kHz ±3dB(クロームテープ) 30Hz~16kHz ±3dB(メタルテープ) |
歪率(EIAJ) | 0.8%(メタルテープ) |
SN比(EIAJ) | 56dB(メタルテープ) ドルビーB NR:1kHzで5dB、5kHz以上で10dB改善 ドルビーC NR:500Hzで15dB、1kHz~10kHzで20dB改善 |
ヘッド | 録再:HDヘッドx2 消去:消去ヘッド |
モーター | キャプスタン駆動用:電子制御DCサーボモーター リール駆動用:DCモーターx2 |
入力端子 | Line:70mV/47kΩ Mic:0.25mV/5kΩ |
出力端子 | Line:388mV/2kΩ Headphone:0.3mV/8Ω |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 20W |
外形寸法 | 幅440x高さ108x奥行291mm(EIAJ) |
重量 | 約4.4kg |
付属 | コネクションコードx2 |