オーディオの足跡

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AD-290の画像
 解説 

コントロールアンプC-290専用に開発されたフォノイコライザーユニット。
C-290のリアパネルから増設することにより、レコード再生が可能となります。

C-290に採用されたガラスPRO基材を採用しており、頑丈なアルミケースに収納することで外部の影響を抑えています。

本体との接続は信頼性の高いDIN規格のコネクターを採用しており、ファンクションの切替えは全てC-290のパネル面で操作可能です。

回路は全回路対称型プッシュプルで構成されており、MM/MCそれぞれのカートリッジにマッチした専用入力回路を備えています。MM入力時はカートリッジの高出力インピーダンスに整合されて、高S/NのFET素子で構成しており、MC入力時は微小信号を低インピーダンスで受けるため、低雑音素子による差動入力回路を構成し、NFBループの低インピーダンス化を図ることで低雑音再生を図っています。

カートリッジの特性とマッチングを採るため、MC入力インピーダンスは10、30、100Ωの3種類が選択できます。
また、利得もカートリッジの出力に合わせてMCで62dB、68dBを、MMで30dB、36dBを選択できます。
これらの切替えは全てC-290の本体パネル面で行う事が可能です。

機種の定格
(C-290接続時)
型式 C-290専用フォノイコライザー・ユニット
周波数特性 AD input(MM/36dB、MC):20Hz~20kHz ±0.2dB
AD input(MM/30dB):20Hz~20kHz ±0.3dB
全高調波歪率 0.005%
入力感度/インピーダンス
入力感度
入力端子 定格出力 0.5V出力 インピーダンス
AD MM(30dB): 4.0mV 1.0mV 47kΩ
AD MM(36dB): 2.0mV 0.5mV 47kΩ
AD MC(62dB): 0.1mV 0.025mV 10Ω/30Ω/100Ω
AD MC(68dB): 0.05mV 0.0125mV 10Ω/30Ω/100Ω
S/N・入力換算雑音
入力ショートIEC-A補正
入力端子 定格入力時S/N 入力換算雑音 EIA S/N
AD MM(30dB): 94dB -140dBV 86dB
AD MM(36dB): 90dB -140dBV 86dB
AD MC(62dB): 80dB -154dBV 85dB
AD MC(68dB): 75dB -154dBV 85dB
AD最大入力電圧
(1kHz、歪率0.005%)
MM(30dB):300mV
MM(36dB):150mV
MC(62dB):7.5mV
MC(68dB):3.75mV
ゲイン AD MM(30/36dB) input→Balanced/Unbalanced output:48/54dB
AD MM(30/36dB) input→Rec output:30/36dB
AD MC(60/66dB) input→Balanced/Unbalanced output:80/86dB
AD MC(60/66dB) input→Rec output:62/68dB