Accuphase AD-250
¥30,000(1994年6月発売)
解説
C-250でアナログレコードの再生を可能にする専用フォノイコライザーユニット。
リアパネル側より増設することで、レコード再生が可能となります。
AD-250は金プレート化されたガラス基板のプリント配線板に、MM/MCそれぞれのカートリッジにマッチした専用入力回路を備えています。
MM入力時はカートリッジの高出力インピーダンスに整合させて高S/NのFET構成となっています。
また、MC入力時は微小信号を低インピーダンスで受けるため、低雑音素子による差動入力回路を構成しており、、NFBループの低インピーダンス化を図る事で、雑音の少ない再生を可能としています。
MC入力インピーダンス10、30、100Ωの選択と、超低域ノイズをカットするサブソニック・フィルターを内部に搭載しています。
これらの機能は、AD-250を装着する前にプリント基板内のスイッチで設定することができます。
機種の定格
(C-250接続時) | |||||
型式 | C-250専用フォノイコライザー・ユニット | ||||
周波数特性 | AD Input:20Hz~20kHz ±0.2dB | ||||
全高調波歪率 | 0.005% | ||||
入力感度/インピーダンス (定格出力/0.5V出力) |
AD MM:8.0mV/2.0mV/47kΩ AD MC:0.25mV/0.063mV/10Ω、30Ω、100Ω |
||||
S/N |
|
||||
入力換算雑音(入力ショート、IEC-A補正) | AD MM:-137dBV AD MC:-151dBV |
||||
AD最大入力電圧(1kHz、歪率 0.005%) | MM:250mV MC:8mV |
||||
ゲイン | AD MM Input→Balanced/Unbalanced Output:48dB AD MM Input→Rec Output:30dB AD MC Input→Balanced/Unbalanced Output:78dB AD MC Input→Rec Output:60dB |
||||
サブソニックフィルター | 25Hz、-12dB/oct (AD-250内部ディップスイッチにより設定) |